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直近では、海外相場の上昇を追い風にして強含みに変わりつつあるが、電炉鋼メーカーの粗鋼生産が前年同月比でマイナス推移し、原料となる鉄スクラップの需要低下につながっている。
山下理事長は「横ばいと言っても強含み横ばいに近いだろう。... その上で、今回の落札結果によって今後1カ月の見通しは「強含み横ばいから強含みに転じるのではないか」と分析した。
異形棒鋼の原料である鉄スクラップ価格は、海外相場の強含みによって14日に4カ月ぶりとなる500円の値上げ改定を行った。
地区電炉の買い値上げを受けて強含み横ばいで推移している。... 国際的な鉄スクラップの新規輸出市場は11月初以来、強含みで推移。... 地区メーカーの実質購入価格は、H2相当で先月からトン当たり100...
海外市況は底入れ感が広がっているものの、鉄スクラップ需要の強材料は乏しく先行き不透明感が強いため、市況が強含みに変わるとは言い切れない。
経済の不透明感は根強く「目先では金相場は強含み、11月中旬頃にかけ、金価格は1470ドルから1540ドルのレンジを想定する」(同)との見方もある。