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半導体の一部で市況の底打ち感が出ているものの、総じて下期も“厳冬”を予想する向きが多い。
JFEHDの寺畑雅史副社長は同日の会見で「海外の自動車向け需要が減ったほか、国内でも産業機械向けや建設機械向け、建築向けの需要がさらに弱くなっており、底打ちの兆しが見えない」と述べた。 ...
中国・アジアは底打ちしたとみている。... 森雅彦社長は同日、工作機械市場の見通しについて「あと半年は底が続き、回復が始まるだろう」との認識を示した。
「半導体のリードフレーム端子は底打ち感が出ている」(都内の伸銅品問屋)が、期待が大きい第5世代通信(5G)関連の需要が盛り上がるめどはみえていない。
半導体関連産業など一部で回復の動きも見られるが、メーカー幹部から「需要の底を予想するのは難しい」との声が聞かれるなど、各社は2019年度下期に向け慎重な見方を示している。... 山口社長は中国のFA部...
各国の輸出価格に底打ち反発の兆しが見られない。... 先行きも反発材料に乏しく、「年内は底打ち感を期待できそうにない」(同)状況のようだ。 ...
CPLのアジア価格は6―7月に底打ち感があったが、8月に米国による第4弾の対中追加関税の発動が決まり、市況は再び下落に転じている。
ただ国内市況を支える要因とは考えにくく、依然「年末までは底打ち感は出ないだろう」(問屋筋)とする向きが大勢だ。
一方、ドリンク剤は市場縮小が続いているが、製品面でのテコ入れにより底打ち感も見られるという。
足元では「半導体関連で底打ち感が出ており、下半期に期待したい」(伸銅品メーカー)との声も聞かれるが、中国景気の改善がなければ先行きの不透明感は続きそうだ。
