輸出主導の景気拡大が続いていた裏で、都道府県別に見た「一人当たり県民所得」の地域間格差が06年度まで5年連続で広がっていたことが、内閣府が12日発表した同年度の県民経済計算で分かった。... 景気拡大...

外需主導の景気拡大が進む中で、国際競争にさらされている輸出関連企業を中心に、非正規雇用の拡大など人件費を抑える動きが強まった。 輸出主導型の景気拡大は、雇用を生み出す効果も小さかった。... ...

内閣府は29日、02年2月からの景気拡張期がいつ幕を閉じたかを判定するための「景気動向指数研究会」(吉川洋座長=東京大学大学院教授)を開き、景気の拡大局面は07年10月までとす...

07年まで続いた戦後最長の景気拡大は一転、100年に一度の世界経済の危機に呑(の)み込まれてしまった。とりわけ輸出により景気拡大をけん引してきた自動車産業は、深刻な打撃を受けている。&...

新しい時代の国際競争で優位に立つため、国内で先行的に市場を生み出して「内需を拡大し、将来的にグローバル市場を獲得する基礎を確立する」考えを示した。... 一方、内需拡大を世界市場獲得の基礎と位置付ける...

ただ景気が悪化する中、当社の拡販計画は当然、修正せざるをえない。... 世界景気はまだ下降を続けている。... これまで景気拡大で、どんどん液晶材料などの製造設備を増強してきた。

【信越化学工業社長・金川千尋氏】 ―米国発の景気悪化をどう見ていますか。 ... シリコンウエハー製造設備の減価償却期間を景気拡大時の06年に5年から3年に短縮したことが良い例だ。.....

景気を天気に例えれば、世界中に暗雲が広がっているのが現状。だが、景気の底を見極めた上で攻めに転じたいとする企業も少なくない。... 景気拡大の中で危機の要因が人知れず増殖していた状況を思うと、背筋が寒...

08年年央まで好調輸出と旺盛な設備投資で全国を上回る景気拡大を果たした関西も例外ではない。... 景気後退の震源地・米国経済が力強くならないと日本の景気も戻りにくい。... 景気後退が深刻な時に政治的...

これまでの歴史を振り返ると、景気は悪化すると最低1年は上向かない。... 09年は北京五輪のように需要を喚起するイベントがないが、ブラウン管テレビからの買い替え需要で拡大基調が続く。 ... ...

前年同時期の調査結果がそれぞれ0・2%、1・0%だったのと比べれば上向いたものの、戦後最長の景気拡大局面の最中にあった2006年度の調査で向こう3年間、5年間とも年度平均2・1%...

景気拡大の波に乗り、この数年は堅調に推移してきた。... こういう点では、われわれ工業会企業の出番も、景気後退局面でも着実に増えていくであろう。

日本の製造業はバブル崩壊後、「設備」、「雇用」、「債務」の三つの過剰を解消し、最後最大の景気拡大を謳歌(おうか)してきた。

内閣府は学識経験者らで組織する「景気動向指数研究会」を09年1月29日に開き、02年2月に始まった戦後最長の景気拡大期がいつ途切れたかを確定する作業に入る。専門家の間では、景気が上昇局面から下降局面に...

欧州ではここ数年の景気拡大で鍛圧機械の需要が膨らんだ。... 今年9月ごろまでのユーロ高のおかげでほかの日本メーカーも欧州進出を果たせたが、今後のシェア拡大には現地メーカーとの差別化が必要となる。.....

景気悪化は法人向けや大型物件の仲介に影響しているが、不動産オーナーの資産有効活用にかかわるコア事業には影響していない。... 景気拡大局面では手が回らなかった人材育成に力を注ぐ》 「現場に降り...

これまでの景気拡大局面では百貨店各社は高級ブランドをこぞって導入、なかには仕入れ価格が小売価格の95%などという不利な条件でも顧客の吸引装置として欧米のブランドを導入した。... 百貨店は結局...

国内市場は景気の減速を受け冷え込んだが、生活者の変化に対応した新製品投入などで、日用品主要品目のシェアが前年同期比0・3%増の26・7%に拡大し、国内売上高が同1・2%増加。&...

世界的な金融不安による景気後退という新たな危機が、北海道経済を覆い始めている。07年までの景気拡大期にあっても回復の実感をつかみきれず、我慢を続けてきた道経済。... 農業と商工業との協力、連携の拡大...

戦後最長の景気拡大の波に乗り各社の業績が上向き、「飯が食えているうちはM&A(企業の合併・買収)はしない」(大手メーカー幹部)という意識が働いたとみられる。しか...