記事検索結果

高知大学医学部の本家孝一教授と小谷典弘助教らは、生きている細胞膜上における分子の活動状態を観察する方法を確立した。... 今回の成果は、細胞膜上の分子間ネットワークに解明に役立つため、創薬研究の領域で...

名大、スルメイカのロドプシンの立体結晶構造を解明（2008/5/15）

ロドプシンなどのGPCRは10ナノ×5ナノメートル大(ナノは10億分の1)で、細胞膜にあり細胞外からの情報を受け内部に伝える。

この動きは、細胞が細胞内装置を運搬し続けているプロセスなのである。... もう一つはモーターたんぱく質を使わない形態で、数珠状にたんぱく質が結合してゆっくりと細胞膜を押したり、運動会の“玉送りリレーゲ...

例えば、私たちが味を感じるのは、舌にある味細胞に存在する味覚受容体たんぱく質が味物質を結合し、その情報を味細胞内の情報伝達システムに伝達して、神経系を経て脳まで伝えるからである。... その大きな原因...

この分子モーターは、細胞膜を透過するイオンの流れをエネルギーにしていることは知られているが、それがどのようにモーターの回転を駆動するのか、その機構はほとんどわかっていない。 ... 細胞骨格を...

暗流プラズマ放電で薬剤を用いずに70―80%の微生物の細胞膜を破壊、死滅させられるという。

「温度勾配(こうばい)炉ラック」や「細胞培養ラック」など、日本独自の実験ラックも多い。 ... さらに微小管や細胞膜に異常がある突然変異体がどう育つか。微小管などには重力に抗し...

崇城大、温州ミカンの制がん効果を細胞レベルで確認（2008/2/28）

人工細胞膜(ハイブリッドリポソーム)で包み込んだ温州ミカンの抽出物のうち、石油エーテル抽出物とクロロホルム抽出物が肝臓がんや胃がん細胞に対して増殖を抑制する効果があることを確認。......

理研、ウイルス撃退物質創出を促進するたんぱく質発見（2008/2/20）

実際に撃退物質を作っている樹状細胞に対し、発見したたんぱく質が産出を増強・抑制するシグナルを送っていたという。... 発見したたんぱく質は細胞膜上に存在し、受容体がウイルスを検知することによって作り出...

東京大学大学院の浜口宏夫教授らの研究チームは5日、がん細胞由来の細胞(HeLa細胞)に、通常ではほとんど存在しないトランス型の不飽和脂肪脂質が高濃度で存在することが分かったと発表した。...

高輝度センター、細胞膜表面1分子の動きのビデオ記録に成功（2008/1/11）

高輝度光科学研究センターの佐々木裕次主幹研究員と福井大学の老木成稔教授らの研究グループは、細胞膜表面にある1分子の動きをビデオ記録として収めることに成功した。とらえたのはイオンが細胞を出入りする際の通...

北海道大学の高野順平助教や東京大学の藤原徹准教授らは、植物内で元素を運ぶ2種類のたんぱく質が、細胞の膜中で均一でなく偏って存在することを発見した。... 細胞膜には「輸送体」というたんぱく質があり、各...