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NTNは自動車の動力伝達装置であるトランスミッション(変速機)やディファレンシャルの高効率化に対応した「低昇温・低トルク円すいころ軸受」を開発した。
NTNは自動車のトランスミッションやディファレンシャル向けに開発した「自動車用ULTAGE円すいころ軸受」の量産納入を始めた。
トランスミッションやディファレンシャル、アクスル支持用などに最適な軸受として提案し、2019年―20年頃に発売される新車から搭載を見込む。
円すいころ軸受は耐荷重性に優れ、変速機のディファレンシャル軸などに採用されているが、主に低速回転時のすべり摩擦低減が課題。
今後は日野工場からエンジンの種類に応じて順次切り替えを進め、変速機やディファレンシャルを含めたユニット部品の生産を集約する。
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