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中心限月12月きりは一時、米税制改革の先行き不透明感やロシアゲート疑惑を背景に、1297・50ドルの高値を付け、心理的な節目の1300ドルに迫った。
今後の展開については「トランプ米大統領のロシアゲート疑惑やイエレン連邦準備制度理事会(FRB)議長のハト派的な議会証言などドル安要因もある。
特に米ではトランプ政権のロシアゲート疑惑をめぐる一連の騒動に加え、議会に提出した予算教書では低所得者向け給付金を今後10年間で約400兆円削減する案を明記。
ロシアゲート疑惑やコミー前連邦捜査局(FBI)長官の突然の解雇など、トランプ米大統領の政権運営に対する不信感の根強さが、金相場を支えている。