記事検索結果

東大など、南海トラフプレート境界断層のすべり特性解明（2023/9/25 科学技術・大学）

震度・津波、より正確に推定東京大学の奥田花也大学院生(研究当時)と山口飛鳥准教授らは産業技術総合研究所と共同で、南海トラフのプレート境界断層のすべり特性を解明した。...

深層断面/海洋機構、「国際掘削」10年海底試料から地球の歴史解く（2023/7/17 深層断面）

(飯田真美子) 断層すべり原因究明地震研究に弾み海底を掘削して得られた“コア試料”は、太古から現...

技術で未来拓く産総研の挑戦(242)日本内陸部の応力地図（2022/12/22 大学・産学連携）

それを物理的に表記するのが、断層面と断層すべりの向きに対応する「震源メカニズム解」である。... 活断層や構造線を境にして圧縮が強い方角が変わる場合も多い。... 推定された応力を前提条件として、活断...

日本海溝のデコルマに間隙水圧異常、3.11巨大地震の一因東大が推定（2022/8/12 科学技術・大学）

東北地方太平洋沖地震では、地震に伴う断層すべりがデコルマに沿って海溝軸近くまで続き、大津波が発生した。... さらに、デコルマの断層強度やすべり挙動を有効応力比から評価すると、プレート間の固着が弱くな...

18年インドネシア巨大地震、進展・停滞繰り返し破壊筑波大・立命館大が解析（2020/8/5 科学技術・大学）

地震の起こる断層は屈曲や段差を持つことが知られ、こうした断層形状の複雑さが地震による破壊を妨害、促進する可能性が理論研究で示されている。... そこで筑波大の八木勇治教授らは、地震時の断層すべりと断層...

南海トラフの浅い領域、「ゆっくり地震」に関連性海洋機構が発見（2018/3/15 科学技術・大学）

異なるタイプのゆっくり地震が、共通のプレート境界断層すべりによって起こる現象であると示した。... するとこれらが同じ場所で発生しており、断層すべり量の時間変化にも相関があった。これは共通の断層すべり...

海洋研究開発機構の利根川貴志研究員や防災科学技術研究所の研究グループは、通常よりゆっくりとした断層すべりが起こる「浅部超低周波地震」の南海トラフでの発生域が、地震波の低速度域と一致することを示した。

東日本大震災時の津波原因、海洋機構が定量評価（2017/1/17 科学技術・大学）

津波の原因とされるプレート(岩盤)境界の浅い場所における断層すべりの距離を、海底地形の調査データと数値計算手法を利用し評価した。... 海溝の最深部でプレートが沈み込む境界線を示す「海...

【未知のM9地震か】地震の後のゆっくりとした地殻変動を「余効変動」というが、地震学を専門とする共同研究者がプレート間の断層すべりによる地殻変動を計算したところ、私たちが示した海岸の...

東日本大震災/地震・津波規模など、予測の難しさ再認識（2011/3/14）

断層すべりが起きる範囲予測が難しいことや、大津波警報の発令後に津波規模の修正があったことなど、早急な避難や対応が求められる中で、範囲や規模の特定を迅速に行うことの難しさが浮き彫りになった。... 国内...

この成果は地震での断層すべりや伝幡のメカニズムを知るうえで大きく貢献するという。断層変位の大きかった北部チェルンプ断層を掘削し、海洋堆積(たいせき)物からなる錦水頁岩(...