電子版有料会員の方はより詳細な条件で検索機能をお使いいただけます。

6,027件中、223ページ目 4,441〜4,460件を表示しています。 (検索にかかった時間:0.006秒)

ナイロン樹脂や繊維の原料となる主力製品のカプロラクタム(CPL)が1トン当たり3000ドル以上と高値圏で推移し、原料価格との値差であるスプレッドが想定以上に拡大した。

また主力企業の決算発表がスタートし、堅調だったことも相場を押し上げ、主力のダウ工業株30種平均は約1カ月半ぶりの高値となった。

9月7日に金の価格が一時史上最高値を更新するなど、世界経済の不透明感などを背景に、金を中心とした取引が高水準で推移している。

指標となるロンドン金属取引所(LME)の12日の現物価格は前日比256ドル高のトン当たり7492ドルと大幅反発し約2週間ぶりの高値となった。

一方で円にはリスク回避の資金が流入し、1ドル=77円前後の高値圏で定着。

三井住友、野村、第一生命が買われ、エスバイエルは年初来高値更新。

台風で先送りされた輸出分や約残消化で先週の船積みは増えたものの、シッパー各社には高値を提示した集荷を避け、ヤードからの出荷にとどめる動きが目立った。

本年8月19日、1ドル=75円95銭と円が戦後最高値のレベルとなった。

円相場も対ドル、対ユーロともに記録的な高値圏で推移しており、日本の製造業の業績を圧迫している。

流通各社は採算の回復を目指し、当面は現行の高値維持に力を注ぐ。

原料価格が依然、高値で推移しており、企業努力では吸収が困難と判断した。

製品別では、CVケーブル(14平方ミリメートル×3心)の下げ幅が大きく、396円―548円と安値で65円、高値で50円それぞれ下がった。

高値の動きは少ない半面、安値は「一部の流通が商売をつなごうとした」(都内の問屋)ことで値崩れを誘発。

対ユーロの円相場は海外市場で約10年ぶりに1ユーロ=100円台まで上昇し、東京市場でも100円台に突入、高値圏で推移した。

このため銅系、黄銅系原料とも、品薄に加え、市中では電気銅建値が高値圏にあった在庫を放出する動きは乏しい。

三菱UFJ、三井住友が値を上げ、静岡銀は年初来高値を更新。

天然ゴムや石油系原材料の価格も依然高値で推移しており、内部努力だけでは吸収が難しいと判断した。

樹脂層に業界最高値の熱伝導率5ワット/メートル・ケルビンの特殊エポキシ樹脂を使い、放熱用金属にはアルミ板を使った。

主原料の鉄スクラップ価格が依然高値で推移しており、安定供給が可能な価格への是正が不可欠と判断した。

ニューヨーク金は6日には同1923・7ドルの過去最高値を付けていた。

ご存知ですか?記事のご利用について

カレンダーから探す

閲覧ランキング
  • 今日
  • 今週

ソーシャルメディア

電子版からのお知らせ

日刊工業新聞社トピックス

セミナースケジュール

イベントスケジュール

もっと見る

PR

おすすめの本・雑誌・DVD

ニュースイッチ

企業リリース Powered by PR TIMES

大規模自然災害時の臨時ID発行はこちら

日刊工業新聞社関連サイト・サービス

マイクリップ機能は会員限定サービスです。

有料購読会員は最大300件の記事を保存することができます。

ログイン