一方で、大口需要家(ひも付き)向け鋼材の値上げが遅れ、店売り向けの価格転嫁が進んでいない。... 建築・土木分野に需要回復の兆しが出ている。 ... ただ、鋼材の端境...

海外は、米国産鉄スクラップのトルコ、台湾向け価格の底打ち感が強まり、国際マーケットは先行き上昇基調が見込まれるとした一方、国内は電炉メーカーの夏季炉修による需要減も見込まれるなかで、建設向け鋼材の需要...

韓国や東南アジア諸国の需要も堅調で、各国の相場は総じてジリ上げ傾向を示している。... 海外需要家は様子を見ており、日本のスクラップを買い求めにくい場面だ。 ... 秋口にかけ鋼材需...

現在、鉄鉱石などの原料が値下がり傾向で、「鋼材価格は、需要家からの下げ圧力が強まる」(鋼板流通業者)と不安を抱く。... 2016、17年に発覚した自動車メーカーの燃費不正、無資格検査...

高値商品が入荷し採算確保に苦慮する地区の流通は、6月に入り需要家に値上げの要請を強めている。... メーカーは堅調な需要と原料不足を背景に、2017年12月から3カ月連続して店売り向け契約販売価格をト...

日本鉄リサイクル工業会(東京都中央区、鈴木徹会長)は、5月の国内鉄スクラップ市況について、「国内需要は引き続き堅調だが、輸出相場は閑散とした」とする報告をまとめた。国内は、電炉メーカー...

4―6月は鋼材の端境期で需要が一服しており、6月は夏場に向けた踊り場となりそう。7月以降については、「夏場には落ち込んでいた建築向け鋼材需要が回復する見通し」(電炉メーカー幹部)で、鉄...

大型連休で実質的な稼働日は減少したが需要の落ち込みが小幅だったため、需給バランスの変動幅が小さかった。... 鋼材需要全体は例年をやや上回った。 ... 需要動向予測のDIは、6―8...

電炉の鋼材品種を中心に相場の停滞感がまん延している。 メーカーは活況な製造業および建築関連需要に加え、鋼材供給の逼迫(ひっぱく)感を背景に2017年12月から3カ月連...

インフラ関連を中心に鋼材需要が旺盛なほか、生産統計の対象にならない違法な製造設備の廃止が進んだことや、これらの違法な設備と入れ替わる格好で電炉の新設が増えたことから、生産量が前年同月を上回る傾向が続い...

ただ世界の鋼材需要は堅調。鋼材需給の逼迫(ひっぱく)感が続く。 国内は停滞感を残すも、建設需要が先行き拡大し改善の見通し。

国内鋼材需要が堅調に推移し資材価格、人件費なども上昇したため価格転嫁の機会を探るが、これまで値上げが市場に浸透していないため、今回も値上げは困難だと判断した。... 国内鋼材需要について、今村常務は「...

主要メーカーは活況な製造業に加え、建築関連は大・中規模鉄骨造の需要が拡大。鋼材供給の逼迫(ひっぱく)感を背景に、2017年12月契約から3カ月連続して合計8000円の値上げを実施した。...

大口需要が高水準を維持する一方で、店売りの回復が遅れたため、今月の値上げは見送った。... 需要は企業の増加する設備投資を背景に、工場のほか高機能物流倉庫などが好調で、中核都市の再開発事業なども高水準...

18年3月期は鋼材の需要が堅調な中で、主原料の鉄スクラップや副原料となる合金鉄の需要も増え、下期になってこれらの価格が急騰。さらに電炉用の資機材も大幅に値を上げたが、鋼材の販売増や値上げでおおむね吸収...

世界鉄鋼協会(本部ブリュッセル市、北京市)は、2018年の世界鉄鋼需要が、最終鋼材製品の段階で16億1610万トンと前年比1・8%増え、過去最高を2年連続で更新するとの見通しを...

先行きに不透明感が広がるものの、対象国の中国を中心とするアジア圏の鋼材需要は、堅調に推移している。 国内は原料の鉄スクラップ市況が調整局面から様子見状態ながら、建設需要は2018年度...

ただ他の鋼材品種の市況停滞感に引っ張られ、相場上伸の速度が鈍化。... コラム製品を扱う建材メーカーは、母材高に伴う採算確保と旺盛な鋼材需要を受け、1年間に渡り販売価格の引き上げを実施してきた。......

ある都内の問屋筋は、「鋼材需要は堅調が予想され加工も繁忙だが、建築・土木向け荷動きは今年に入りさえない」と落胆する。4―6月は建築向け鋼材の端境期で、マーケットが落ち着いてきた。 ....

主要メーカーは好調な製造業向けひも付き需要や建設需要に加え、鋼材供給の逼迫(ひっぱく)感を背景に2017年12月契約から3カ月連続し、トン当たり合計8000円の値上げを実施した。2月以...