【高い対中経済依存】 9月の中国各地の反日デモが誘因となり、ビジネスにおける中国リスクが注目されている。これまでも、ビジネス上での関係国リスクは常に存在してきた。戦後の日本企業にとっ...

過去5年のエネルギー情勢の変化は目まぐるしい。アラブの春がもたらした中東情勢の不安定化や、福島原子力発電所の事故、再生エネルギー導入の進展、リーマン・ショックなどの結果としてのエネルギー消費のアジアシ...

「医療健康分野の情報化は韓国に比べて1周遅れのレベルではなく2周遅れぐらいだ!」という話が、ある研究会で話題になった。私も前回「情報通信技術(ICT)の利活用の重要性」を述べた...

今年の夏、旅番組の収録で初めて東欧に行ってきた。実は、私にとって東欧は思い入れのある地域でもある。というのも、23年前、当時大学生だった私がキャスターという仕事を目指すきっかけになったのは、まだ冷戦で...

大正13年生まれの偉大な人物の実像を身近に知る一人として、また人生の師として敬愛してきた身として、本欄の最初にその卓見をご紹介したい。

原子力を将来のエネルギー・ミックスに含めるかどうかで、国論が揺れる中で、政府は「2030年代に原発稼働ゼロを可能とするよう、あらゆる政策資源を投入する」とする「革新的エネルギー・環境戦略」を発表した。...

「ICTとは何ですか」とある経営者に尋ねられて驚いたことがある。ICTとはInformation and Communication Technologyの略で、情報通信技術の...

宇宙機開発を試みる宇宙ベンチャーの視点で、宇宙産業の活性化を少しでも促せないかと、切り口を変えて異見を述べてきた。最後は、異見でも卓見でもなく至極一般的な話で、恐縮の極みであるが、筆者の思考の原点であ...

今や中小企業の事業フィールドは、日本国内にとどまらず世界中に求めていることをこれまでのコラムで書いてきた。市場に近いところでモノづくりを敢行する、いわゆる海外進出を敢行する企業もある。 ...

「神奈川県がつぶれる」と言っても、なかなか信じてもらえない。知事になるまでは、私だってそんなことは予想だにしなかった。しかし、今年、初めての年間予算編成を経験し、破綻寸前の神奈川県の財政状況を知り、私...

【空洞化とサービス化】 円高とエネルギーコスト高騰が止まらない。1986年の「プラザ合意」に伴う円高以来、日本の製造業は、工場の海外移転やコスト削減などによってしのいできた。しかし、...

これまでの稿では宇宙機を作る視点で異見を述べてきたが、本稿では宇宙機を国内で飛ばすことを法制面から考えてみたい。

中小企業を支援することで地域の活性化を図ろうとしている私だが、「中小企業って何だろう?」と考えることがある。親しい若手経営者の会社を観察した場合、次の定義が成立する。

【語り合う大切さ痛感】 大津市でのいじめ自殺がきっかけとなり、学校現場でのいじめ問題が再びクローズアップされている。私も先日の記者会見で「いじめをなくそう」と緊急アピールを行った。県...

筆者は創業社長として、裸一貫から企業を立ち上げ、成長させ、とある上場企業に会社を売却してイグジットを果たしたことがある。その道すがら、いくつかの起業家賞をとったり、ベンチャーキャピタルからの...

弾道宇宙旅行用の機体開発に当たり、どのような機体が良いのか、大手旅行会社の方と話をしたことがある。すると「座席は1列にしてください」との答えが返ってきた。意外な答えだった。

東日本大震災は日本の重要産業、自動車や半導体などのサプライチェーンを破壊した。日立地区においても「エンジンコントロールユニット」「エアフローセンサ」等の自動車部品の連鎖が、日立製作所グループ企業とその...

「神奈川県が准看養成停止を決めた」と聞いて、どれだけの人が評価してくれただろうか。すべての新聞で大きめの記事になってはいたが、みんな神奈川版だった。私の中では全国版1面トップに値する一大事だった。

【医療保健分野に浸透】 アフリカ大陸でにわかには信じられない風景が広がっている。日本産業を下支えしてきた5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)、改善、TQM(...

先日、弊社は5周年を迎えた。ひとえに、関係者、サポートスタッフの支援のたまものと、深く感謝している。弊社は純民間による宇宙機の開発を事業の柱とした完全なR&D(研究開発)企業で...