また、4月27日には宝石小売業者である(株)銀座審美堂(東京都中央区)が東京地裁へ自己破産を申請するなど宝石・貴金属小売業者の倒産が後を絶たない。

2001年―10年の10年間に倒産したゴルフ場は577件。... 営業権を受け継いでから、わずか6年余りでの倒産劇。... しかし、倒産に至るまでの経営責任が問われることも忘れてはならない。

新しいビジネスモデルを構築するのには、どうしても資金が必要となる。ベンチャー企業など事業が軌道に乗る前は赤字続きとなることも多い。多くの場合、スポンサーがそれを支えている。

震災が倒産の引き金となったのは間違いないが、経営判断のミスがその前提にあったのも事実。... 一流ブランドの倒産は、国内ジーンズ産業低迷を象徴する。

ワインセラーやビリヤード台のある斬新なオフィスがマスコミに取り上げられ、就職人気ランキングで大手企業にまじって、上位に名を連ねていたワイキューブ。良くも悪くも目立った会社だった。 1...

しかし、消費者の宝飾品買い控えにより業績が悪化する中、01年9月に金融機関の支援打ち切りにより、マイカルが負債約1兆3881億円を抱えて倒産。... それだけにとどまらず、続けて壽屋(当時、大...

日本から数多くのコミックやアニメが世界進出を果たし、クリエーターらの海外流失も叫ばれるなか、邦画業界においてクリエーターや製作会社などに配当金を還元する独自のコンテンツマネジメント事業を手がけたミコッ...

(株)フォーユー学院は、日本フラワーデザイナー協会(NFD)が主宰する「フラワーデザイナー資格検定試験」の取得指導などを行う「フォーユーフラワーデザイナー学院」を池袋&...

物流関連機器メーカーの関西ロジスティックスは順調に業績を伸ばしていたのだが、融通手形による資金調達が足かせとなり、もがき苦しんだあげく破綻。1月に破産手続き開始決定を受けた。同社は1999年9月に設立...

債権者からの破産申し立てにより、業界内で知名度が高かった新聞印刷業者であるデイ・エスが破産手続き開始決定を受けた。同社は1963年4月に神戸新聞社と生産経済新聞社(現エス・ケイ、10年1月6日...

中部地方の一大産業である自動車産業。それを支える企業は地元に多く存在する。2010年12月に民事再生法の適用を申請したテクノエイトは、95年4月に治工具製作を目的に創業、同年8月に法人化された自動車生...

倒産件数が800件台となるのは、10年5月(879件)以来9カ月ぶりのこと。... 10年度の上場企業の倒産を見ても、消費者金融大手の武富士や、有名エステサロン経営のラ・パルレなど9件...

銀行取引明細で銀行数と各銀行からの借入残高を調整して借り入れを少なくみせており、過去にも多くの企業がこの手法を使ったのちに倒産している。

大手企業から出資を受け、ピーク時には241億円もの売り上げを計上していた東永産業が負債98億9200万円を抱えて破産した。石油化学製品の中堅商社として相応の信用を有していたものの、融通手形のほか、粉飾...

同社の倒産に金融機関、取引先など関係者は驚きを隠せなかった。 ... しかし、業界を取り巻く環境が一段と悪化するなか、取引先の倒産も重なって売り上げは減少傾向をたどっていく。... ...

都内を中心に無国籍創作料理「ちゃんと。」を経営していた、ちゃんとが2月10日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請した。2011年1月時点で、同店を15店舗のほか、韓式炉端「いふう」をフランチャイズチェー...

2010年9月27日、新病棟の建設資金が調達できず厳しい経営状況にあった白眉会は、民事再生法を申請、裁判所の元で再生を図ることとなった。100床以上のベッド数を誇る神戸西エリアの中核病院だった佐野伊川...

冷凍冷蔵輸送のパイオニアである福井運輸の粉飾決算が発覚したのは、2009年5月頃。以降、経営コンサルタントを招聘(しょうへい)して、銀行には返済条件緩和を要請、主要取引先からの支援も取...

戦中戦後に紙の配給の権利を得ていた、いわゆる“府県商”と呼ばれていた紙卸業者が倒産した。... 今回、倒産した西崎紙販売(広島市西区)も“府県商”と呼ばれていたころの経営感覚が抜け切れ...

倒産というドラマは、倒産してから始まる場合がある。... 複数の関係者が「計画倒産」という言葉も口にしている。... 経営者不在の経営が、真の倒産理由であるかも知れない。