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この連載が始まった1年前、原油、鉄鉱石といったビッグコモディティーの下落は、長らく続いた資源バブルを終わらせることを意味していると述べた。2015年はまさに資源バブルが終わったことを決定づけた1年だっ...

しかし金属市場を取り巻く環境が変わったかといえば、まだ実態では何も変わっていないに等しい。 ... かなり大きな減産規模になるのだが、ニッケル相場の反応は弱かったところにやはり中国の...

今週はまず大きなイベントとして、米FRB(米連邦制度理事会)のFOMC(連邦公開市場委員会)が15―16日に開かれる。... しかし、すでに利上げは織り込み済みとなって...

先週の非鉄金属市場は中国の減産報でにわかに上昇した。... そんななか、12月4日に中国政府は国内市場の過剰生産能力問題に取り組むべくアルミ半製品への付加価値税還付率の引き上げやアルミ原料輸入に係る関...

先週もさまざまな動きがあった国際資源商品市場だが、今週も中国の備蓄買い、空売り調査、米利上げの帰趨など年末年始の相場方向を決定づけるような材料が目白押しだ。米国の利上げはほぼ確実視されており、現地4日...

一種のパニック売りに、市場全体がめまいを起こしている。 ... 大手ヘッジファンドの決算による手じまい売りもあろうが、すでに資源価格の下落は 5月以降鮮明になってい...

CISA自体が中国の鉄鋼企業はほとんどが赤字だと公言しているように、抜本的な生産調整しか市場の回復は成しえないだろう。

ロンドン金属取引所(LME)メタルが金融商品化して久しいが、それでもLMEという市場の健全さは、最終的には実態需給に応じた公平な相場が形成されるところにある。... 加えて、6日に発表...

11月の足音が近づき、季節は晩秋へと変わりつつあるが、資源相場は依然として弱く、一時的に上昇してもすぐに反落という展開が続いている。 ... ドル安(円高)が続くとな...

チタン展伸材のなかで、民間航空機向け並みに大きな市場として化学プラント向けがあるが、この分野は中国メーン。中国の経済減速によって同市場のマイナスを他新興国向けでカバーできるかどうか。 ...

先週末の9日は、国際資源商社のグレンコアが100億ドルの債務削減策として亜鉛に大ナタを振るったことでロンドン金属取引所(LME)市場は動意づき、鉛亜鉛中心に大幅な値上がりを示した。.....

ステンレス特殊鋼をはじめ非鉄合金で最も幅広いバリエーションと市場をもっているニッケルのエンドユーザーにとっても今後のニッケル相場への関心は高いと思う。 ... ニッケルはその需要特性...

今年最大の金融イベントだった先々週の米米連邦公開市場委員会(FOMC)は結局、ハト派の意見が主流を占め、利上げは見送られた。 ... さて、今週から来週にかけては、ま...

少なくとも年末あるいは16年上期まで、原油含めた資源商品相場は下がり続け、底値を探っていく半年になっていくと予想する。

前回、この2週間は資源商品市場にとって重要な変化局面を迎える2週間だと述べた。... ただ、仮に利上げが見送られたとしても、それで資源商品市場がすべて安心と楽観的な買いが入るとは考えにくい。... ま...

資源商品市場は言うまでもなく世界の金融、経済、政治と密接に関係しており、この資源を巡って人類は戦争、紛争を繰り返し、今もそうだ。... 常になく、やや重めの出だしになったが、今後の資源商品市場を考える...

この10―12年間、金融市場、資源商品市場をけん引し、なにか危機があれば絶妙なタイミングで救ってきたのは中国だった。... もしそうであるならば、中国の素材産業にとってはハードランディングの日々が続く...

季節は足早に秋へと移り変わろうとしているが、資源商品市場もまた、新たな局面を迎えている。... 新興国の景気後退が金属商品市場にとってもマイナスであることは言うまでもない。... 資源需要が旺盛で、価...

複雑化、多極化する商品市場 国際商品市場は常に中国に揺さぶられている。... そして、今回の人民元切り下げショックによって、改めて今の資源商品市場が複雑化、多極化の末に金融商品化して...

03年というのは資源バブルの夜明け前の相場であり、ベースメタル含め、あらゆる金属価格がこのときの水準に低下しつつあることを連載でも何度か説明してきたが、インジウムもその03年レベルに入っている。...

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