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6月中旬以降、5000ドル前後で一進一退を続けていたが、「世界経済の回復基調が続いていることから、投機的な買いが入り相場を押し上げた」(商社)という。
ただし、景気回復の方向性は固まってきており、7月以降の相場の一進一退から“二進一退”の状況へと改善はするだろう」(JPモルガン・アセット・マネジメント投資調査部エコノミストの榊原可人氏)...
原油価格の動きが不安定なため、石油製品の小売価格も当面は「一進一退の不透明な状況が続きそう」(石油情報センター)という。
前月から見ると一進一退の状況が続くアルミスクラップ相場は、自動車メーカーの業績が引き続き好調で推移すると「スクラップ発生量の少なさから、7月にかけて上昇する」(同)との見方が強い。
また、最近の持ち直し傾向は「最終需要の回復に裏付けられた動きではなく、在庫調整圧力の緩和、景気刺激策という一時的効果が主因」(日本総合研究所)であり、これらの効果が薄れる年明け以降は、...
株式相場の先行きについて各社は「実体経済の根本的な回復はみられず、しばらくは一進一退が続くだろう」(松井証券の和里田聰取締役)との見方でほぼ一致。
ただ先物価格は一進一退ながらも上げ基調にあり、産油国の減産などを背景に米国産標準油種(WTI)もジリジリと上昇しており、上げ基調が続きそう。
