共同事業者の倒産で、出資分や提供していた運転資金など3億円を超える焦げ付きが発生した。... というのも、この債権譲渡登記は倒産直前の1月14日に登記されたものだったため。... 市況を見誤り、積極的...

金融機関が負債総額の大半を占める最近の倒産事例の中では、ひときわ目を引く規模であった。 ... 延べ1600人もの債権者に損害を与えた今回の倒産だが、やはり戦後最多の債権者を巻き込んだ英会話の...

■韓流ブーム火付け役 映画製作予算に甘さ 在日コリアンの李鳳宇氏が1989年創業した映画会社、シネカノン―。大ヒットとなった韓国映画「シュリ」を配給、韓流ブームの火付け役となったほか、...

■再建策に終始主体性 欠く肌着メーカー 「最初から最後まで、到底、上場会社とは思えない仕業」(主力仕入れ先)。関係者からそんな非難の声が相次いだのは、新興市場に上場する...

■粉飾決算、後絶たず 容易に銀行取引改ざん 大阪では有名な枕・カバー製造販売業者であったモリブン(2007年11月破産、負債49億円)をはじめ、大掛かりな粉飾決算から倒...

■新聞印刷60紙常客も 資金余裕見かけ倒し エス・ケイは、1952年に創業、当初から業界専門新聞の印刷や商業印刷を手がけており、07年3月期にはピークとなる年売上高33億8000万円を...

「国内の景気悪化に伴い、出版業界全体がベストセラーが生まれにくく、返品率も増大するという状況に陥り、申立人の売り上げも大幅に減少」と倒産理由を挙げる。... しかし、取引先らは倒産に至る過程で「対応に...

■複合カフェの風雲児、過剰設備投資が重荷 アプレシオは2000年1月、東京都内にアイエルワイコーポレーションとして設立された。社名は、店舗名の「ILOVE遊」の頭文字。創業者の馬場正信氏は、実...

■生産増強も販価低下 「納豆」の粘り効かず くめ・クオリティ・プロダクツは、1951年創業の納豆メーカー。「くめ納豆」のブランドでその名を知られ、業界4位の地位を占めていた。納豆業界で...

■先鋭ファションも 景気後退に勝てず ヨウジヤマモトは1979年1月に設立。同社デザイナーの山本耀司氏は先鋭的なデザインで欧米ファッション界に衝撃を与え、パリコレクションでの成功により...

■バブル崩壊の歴史 繰り返す ジョイント・コーポレーションは、法人格上の設立は1973年3月だが、86年9月に設立された別法人のジョイント・コーポレーションが、97年4月にジャスダック...

■「ADR」での事業再生 利害者間の調整不調 「事業再生ADR手続」を利用していた企業が2009年8月に法的整理へ移行した。「ADR」とは「裁判外紛争解決手続」の略称で、当事者間の話し...

■スネかじり止まず 親も愛想づかし 栗本建設工業は、1946年4月、栗本鉄工所の建設工事部門を分離して設立。戦後復興期に、工場や学校などの建築ブームに乗って事業基盤を築き、現在では、中...

同社の倒産劇はアパレル関連業者への警鐘となり得るだろう。

■食材卸、唐突な倒産 一報から3時間で 優良企業の唐突な倒産―。... 予兆はほとんどなく、不確定情報の第一報が伝わってから倒産が確定するまで3時間足らずだった。 ... この...

■顧客が取引形態変更 製造資金回収に遅れ 顧客動向で企業の業績が左右されるのは当然のこと。9月29日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請したトモエ電機工業は、まさに主要顧客であるゼネコン...

本業不振にもかかわらず、第三者割当増資をはじめ、転換社債型新株予約権付社債、新株予約権などの資金調達で延命を図るゾンビ企業が、株価低迷から上場廃止となり、“上場企業”という器すら失った企業の行く末に待...

■保育所の民営化 行き過ぎに警鐘 利用者である保護者が、経営者の殺害予告をインターネット掲示板に書き込んだことで逮捕される事件まで発生したエムケイグループの破たん。行き過ぎた民営化を指...

■主力事業を転換も計画軌道に乗れず マキコーポレーションは、1989年にゴルフ会員権売買業者として設立。91年に東京都貸金業協会に登録し、消費者向け融資事業を開始。96年には信用販売の立て替え...

■独立系映画供給会社 高リスクの資産運用 映画配給を手がけるムービーアイ・エンタテインメントが、8月4日に自己破産を申請した。直近の決算は増収で、利益も確保していたが、昨今の金融環境の...