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「漠然と省エネと言ってもダメだ。まずどこでどれだけの電力が使われているかをみんなで共有しなければいけない」―。環境本部環境推進室の倉持真幸室長は使用電力の見える化の意義をこう話す。

「羊毛を素材にしたフェルト製品は、地球環境に優しい製品であり、その生産段階でもエネルギーを節減していくことは地球環境面で二重の意義がある」(同)とし、引き続き省エネ追求が稼働率、生産効...

「生産品質と効率化を挙げるために製造プロセスそのものに踏み込むことを意識した」と井上センター長は強調する。

平和発條(大阪市淀川区、熊谷保利社長、06・6302・5311)の主力工場である篠山工場(兵庫県篠山市)は毎月、400トン程度の鋼材や線材といった材料から、皿バネや板バ...

まず08年に中小企業向けガイドライン「エコアクション21」の認証を取得した。エコアクション21を通じ、09年に06年と比較して有機溶剤の使用量を半減し、売り上げ当たりの二酸化炭素(CO2...

市原工場は2009年4月、石油精製や石油化学などプロセス産業向けの最適化システムで世界シェア39・2%を持つ米アスペンテックテクノロジー(マサチューセッツ州)のコンピューターシ...

東日本大震災をきっかけにした電力供給力不足。日立製作所のストレージ(外部記憶装置)生産拠点(神奈川県小田原市)では2011年7―9月に同拠点のピーク時使用電力量を前年比...

ネジなどの金属熱処理を主力に、表面処理、塗布加工を行う田中熱工(大阪府守口市)は、連続熱処理炉で出る廃水と廃油を燃料に用いる消煙システムを2003年から導入している。設備入れ替え前と比...

自動車の塗装工程などから生じる揮発性有機化合物(VOC)。改正大気汚染防止法が2006年4月に施行(既存設備は10年4月施行)され、VOCを排出する工場設備には、排気中...

日本一の陶器生産量を誇る岐阜県土岐市。モノづくりの町として約1300年の歴史を持つ同地に、アマダは約150億円を投じ工作機械と切削機械の生産拠点となる土岐事業所を完成、11月に本格稼働した。地域との共...

出光興産で最大の製油所である千葉製油所(千葉県市原市)。原油処理能力は1日3万5000キロリットルで、日本の石油消費量の5%に相当する。精製にかかるエネルギーは膨大だ。

IHIは2008―12年度の二酸化炭素(CO2)排出量を平均で06年度比20%削減する目標を掲げている。グループの各地区、各事業所レベルで省エネ対策を実施。目標達成に向けて設備...

カツン、カツン―。ハンマーでたたくとダイカストマシンから出てきた鋳造品が二つに割れる。作業員が手に取った鋳造品はかごに置かれ、自動車のアルミニウム部品となる。

衛生陶器国内トップシェアのTOTO。環境対策の取り組みも早く、1990年度から二酸化炭素(CO2)排出削減などに乗りだした。現在は17年度までの「TOTO環境ビジョン2017」を策定。

オムロンの綾部事業所(京都府綾部市)は、2013年度に原単位で90年度比50%減を狙いとする省エネルギー改善に取り組んでいる。品質と生産性を両立させながらの省エネルギーを目指す...

(5面に詳細)日刊工業新聞社 ●月−開発・デザイン 「製品誕生」 「デザイナーは語る」 「そのカタチ、ワケあり」 ●火−調達 ...

「改善 エコプロセス」は製造現場の重要課題に浮上する省エネルギー化への最前線の取り組みを紹介。

エコプロダクツ、エコプログラム、エネルギー、エコプロセスといったテーマ展示のほか、講演会、セミナー、「星の王子さま」人形劇などを通じて「東芝グループ環境ビジョン2050」実現を目指す取り組みを紹介する...

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