中国で事業を統括してきた。中国進出から約28年、主力の半導体用シリコンウエハーは中国の顧客から最高の品質と言ってもらえるほど、信頼を得た。「中国の資本を有効活用して成長を続ける」と、優遇政策などを活用...

前社長の橋本秀比呂会長のおい。ネジ専業の橋本螺子で長く営業部門を経験してきた。足元では新型コロナウイルスの影響で主要取引先である自動車、工作機械業界などからの注文が減っている。

「三重県在住のままでもいいなら引き受けます」。井坂敏郁社長(現会長)から打診された時に提示した条件だ。東京都に本社を置くNKワークスの新社長は、営業本部長時代にも拠点としていた名古屋営...

一般消費財やIT、機械工業部品と多彩な業界を経て7月に内装建材商社のトップに就いた。就任後に抱いた感想は「顧客との絆が強い会社だ」という。「野原装栄会」と呼ぶ得意先の会があり、顧客と太いパイプを持つ。

資源リサイクル、非鉄金属製品販売、資源トレーディングを通じたマテリアルビジネスを展開する。成長基盤を固めながら「“豊通マテリアルらしさ”を打ち出せるよう、心がけていきたい」と抱負を語る。 &#...

常磐製作所は創業120年、主に油圧ラジアルピストンモータを一貫生産する。新型コロナ禍による変革の中、パートナー企業と連携し「今後はそれぞれの生産技術力を生かして、市場に喜んでもらえる独自製品開発も手が...

創業家以外では初めての社長就任となる。1990年に完成した福井製作所(福井市)の1期生で入社以来製造・技術畑を歩み「新しい考え方を取り入れて100年企業を目指したい」と意気込む。...

業界最大級の電子書籍サイト「コミックシーモア」は、コロナ禍の巣ごもり需要で業績の押し上げが期待される。人工知能(AI)を活用したレコメンドやチャットボットなど、最新技術の採用にも積極的...

ラグビーの名門、大分舞鶴高校時代に花園で準優勝し、高校日本代表に選ばれた。早稲田大学ラグビー部時代は2年生からレギュラーになり、2度も日本一を経験した。かつては栄光の背番号15をつけていたが、今は締め...

自己成長感じる会社に 神戸製鋼所の加古川製鉄所(兵庫県加古川市)を中心に製鉄所で約30年過ごし、電気計装設備やコンピューターシステムなどに関わる技術開発に尽力した。印...

田中文彦前社長(現会長)から、精密ギアメーカーであるオージックの経営のバトンを引き継いだ。業務が落ち着いている今のうちに「(現場の)効率改善や教育に力を入れたい」と意気...

住友商事に入社した翌年の1997年、ジュピターテレコム(JCOM)に出向。ケーブルテレビ(CATV)の電話や電力など、数多くの新規事業立ち上げを通じてノウハウを蓄積して...

親会社のジェイテクトでは研削盤の開発一筋。研削砥石(といし)が主力の豊田バンモップスでは営業担当役員も経験し提案型の技術営業を強化した。社長として「将来の種に投資する」とコロナ禍でも次...

平川幸知前社長(現会長)から打診があったのが4月。その後、新型コロナウイルス感染症対策で外出できず「会社と、自分自身のことを熟考できた」とのこと。「会長が元気なので、引き継ぎと勉強を続...

北海道バイオマスエネルギーは、三井物産と北海道電力の共同出資会社。北海道内で調達した未利用間伐材を用いたバイオマス発電事業に取り組む。「現場を抱え、毎日が勝負だ。

NTTの持ち株会社化前から新規ビジネス開発に携わり、計6社の事業会社を立ち上げた。そのうち初めて携わったのが、NTTスマートコネクト。成長した同社のトップに、満を持しての就任だ。

入社以来、設計・技術畑を長く歩んだ。転機は米国子会社時代。リーマン・ショックが現地を直撃する中、「従業員とその家族のためにも、子会社副社長の自分がくじけるわけにはいかない」と奮起。

京王電鉄で経営企画・人事・広報など多岐にわたる業務を歴任した。直近の沿線価値創造部では「企業主導型の保育所」「サテライトオフィス」を立ち上げ、沿線の人々の仕事・子育て支援に携わった。 ...

東芝エレベータで営業技術を務めた後、上代工業へ入社。幅広く現場の経験を積んだ。エレベーター部品の製造が主力だが「入社当時は本当にモノを作るだけの町工場だった」と危機感を述べる。

数年前からの計画通りの就任で準備はできていた。新型コロナ禍は想定外だが「改革の時」と前向きにとらえる。「現状に甘んじることなく、1日に一歩でも向上できるように」と抱負を語る。