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荏原(東京都目黒区、03・3724・3681)は中国の家電最大手企業のハイアールと共同で、医薬研究施設などで検体試料を保存する超低温槽の新製品を開発し、発売した。
PTMキットは乾燥試薬を塗布したトレー、溶解液、色によって炎症状態を比較する3種の溶液および検体試験紙などで構成。... 試験紙を歯肉溝に30秒付けて検体を採取し、検査液に浸して4―10分後に変化する...
試薬カートリッジと検体をそれぞれ装置内に入れると、装置が自動で検体を試薬カートリッジ内に注入し、測定する。
検体の設置から診断結果が出るまで約15分で、患者は数日後に再来院する手間がかからず緊急の場合はすぐ治療に入れるなどの利点がある。
創薬開発では多検体の試料を短時間で分析する必要があるため、試料注入速度を向上させた。従来機の3倍の最大2304検体の試料をセットできるようにした。