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阪和興業は前年同期にあった持ち分法投資損益、投資有価証券評価損が生じなかったため当期利益は同33・0%増の68億円だった。
原油受け入れ価格が当初想定よりも低くなったため150億円の在庫評価損を織り込み、減益となる。
設備稼働率の低下で製造コストが上がるとともに、低価法による在庫評価損を迫られて94億円の経常赤字となった。
下期のドバイ原油の想定価格を当初より約7ドル安の1バレル39・8ドルに引き下げたことで、在庫評価損失500億円を計上し、損益が悪化する。
国内の資源大手や商社は20年3月期決算で、資源権益の減損や在庫評価損の計上に見舞われたが、21年3月期は市場環境の一段の悪化が回避されている。
円高に振れれば、国内指標となる円建て銅価格などに下押し圧力がかかるため、積み上がった商品在庫の評価損リスクが高まる。
足元では相場が高値を維持して在庫の評価損は回避されているが、為替がドル高に転じるなどして値崩れが起きるリスクについては警戒が必要となっている。 ...
主成分の銅やスズの国際相場が、中国景気の回復を受けて5月以降は堅調に推移したことが反映されており、需要は不安定だが在庫の評価損は発生しにくくなっている。
4―5月原油価格が期首対比で大きく下落し、多額の在庫評価損が発生した。 4―6月期の在庫評価損は出光興産が944億円、ENEOSホールディングス(HD)が622億円、...
自動車分野など多くの産業分野での需要鈍化やナフサ価格下落に伴う在庫評価損の発生、市況低迷が響いた。... 主な要因は汎用石化製品などの「基盤素材」部門の落ち込みで、在庫評価損やプラントの定期修理費用が...
資源大手や商社では開発プロジェクトの減損や商品在庫の評価損が発生し、足元では先行きの不透明感から20年度の業績見通しを公表していない企業が少なくない。
当期損益段階では、トピー工業が投資有価証券評価損の計上や繰り延べ税金資産取り崩しで唯一赤字だった。
コスモエネルギーホールディングス(HD)は、20年3月期に原油急落による在庫評価損522億円が発生し、当期損益は281億円の赤字となった。... JXTGホールディングス(HD...
20年3月期は原油価格急落による在庫評価損522億円を計上し、経常利益は前期比83・2%減の162億円だった。
神鋼商事が20日発表した20年3月期連結決算は、米国エネルギー業界の不振を受けた鉄鋼部門の米子会社の在庫評価損などが響いて、経常利益が前期比50・8%減となった。
足元の原油価格の急落も懸念材料で、通期で原料のナフサ価格が低水準となれば、在庫評価損が拡大する。
原料のナフサ価格の前提を2万3300円とし、前期の4万円超からの急落で、約200億円の在庫評価損の発生を想定する。