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シェールガス開発の行方注目 新政権発足が世界のエネルギー市場に影響を及ぼす要素は気候変動対策、シェール開発政策、イランなど中東外交と大きく三つが考えられる。
元外交官で日米安全保障条約課長や在中国大使館公使、中東アフリカ局参事官などを務めた、キヤノングローバル戦略研究所研究主幹の宮家邦彦氏に新政権の展望を聞いた。
「20年は中東『ラービグ』の工場定期修理やコロナが重なったが、第2期の完工保証終了などでリスクは軽減された。
中東地域のサービス提供力強化につなげる。債券発行ビジネスのほか、SMBCグループ各社と連携し、中東でのプロジェクトファイナンスやトレードファイナンスで顧客ニーズに応える。
二酸化炭素(CO2)フリーの燃料アンモニアを生産し、発電や輸送分野での利活用を目指し「米国、豪州と組んで、燃料アンモニアの製造・供給チェーンを作り上げ、中東などでも具体化していきたい」...
中東・アフリカ地域における軸受などの補修品販売とサービスの体制拡充が目的。中東は石油・ガス関連や社会インフラで中長期の需要が見込め、アフリカは豊富な天然資源や10億人を超える人口など潜在需要が高い。
ラインアップを強化して、UAEをはじめ中東や北アフリカ地域の建設投資による堅調な小型トラック需要の取り込みを狙う。
中東にも事業を拡大し、配管内に付着した異物を調べる独自技術などを生かして石油化学プラント配管の非破壊検査などを展開する計画。
銅スクラップ輸入も、再生銅政策の実施が輸入の回復をもたらすかと見られるが、銅スクラップの中国への輸入制限の推進で、17年下半期から銅スクラップ解体は東南アジアや中東に移っている。
インド、中東など他にも安定して需要が伸びている地域はあるが、巨大な外資やローカルメーカーと戦わないといけない。
アジア・中東地域の富裕層ビジネスも拡充し、同地域での運用資産を25年3月末に20年同月比5倍の350億ドルまで増やす。
