メーカーは素材価格上昇分の販売価格への大幅転嫁に乗り出しており、流通側も販価の引き上げに力を注いでいる。... 前月末から、高値で2万6000円上昇した。... ナマシ鉄線(同)は同1...

約30年ぶりの値上げで、6月1日出荷分から適用する。 セパレーターは、79年の第2次オイルショック時から1度も値上げしなかったが、原燃料高騰のコスト上昇分を自助努力で吸収するのは限界と判断した...

メーカー値上げを受けて、地区のコイルセンター(鋼板加工・販売会社)が売価を段階的に引き上げており、特約店も仕入値上昇分の完全転嫁に向けて売り腰を強めている。... 上昇幅は年初比2万1...

原油・ナフサ価格の高騰で製造コストが上昇していることに対応する。... 一方、発泡したフェノール樹脂製の断熱材も5月1日出荷分から値上げする。... 主原料のフェノール樹脂や関連資材の価格が高騰し、自...

主要材料の銅地金の価格は05年に比べ3倍近く上昇しており、コスト削減による内部吸収が難しいため。... 日立産機も設計変更などが難しいため、原材料費上昇分の価格転嫁を決断し、平均で約20%を値...

サンゲツは5月21日出荷分から壁紙と床材の卸売価格を上げる。... 原料の塩化ビニールや原紙の価格が上昇し、企業努力で上昇分を吸収するのは限界と判断した。

大王製紙は、塗工紙などの印刷・出版用紙、コピー用紙などの情報用紙、画用紙などの特殊紙を、いずれも5月21日出荷分から値上げする。... 古紙や木材チップ、石炭や重油など原燃料の価格が大幅に高騰し、自助...

そのため同機構は電気推進化に伴う船価上昇分の3分の2程度を補助する。... 事業者は船の使用料として機構の負担分を返済する。

連合幹部が「具体的な景気浮上策なしでは企業は納得しない」というように、原油高やサブプライム問題に加え、3月からの急激な円高・株安など将来の不安材料が相次ぎ、業績の向上分は一時金や手当てなどで報いる傾向...

このため、2月はその未達分の値上げを目指した結果、3円程度の値上げで決着した模様。 ... そのうえで、主要生産国である中国での大雪による電力不足などで減産に追い込まれたことなどから、「...

日本製紙は4日、中国や韓国、東南アジアに輸出している新聞用紙や上質紙、上質コート紙、軽量コート紙の出荷価格を4月生産分から値上げすると発表した。古紙や重油などの原燃料価格が高騰し、自助努力だけではコス...

高炉メーカーが4月出荷分からの大幅値上げを打ち出したことで、流通各社が価格転嫁に向けた準備を進めており、安値解消の動きが活発化している。... 高炉各社は4月出荷分からトン当たり2万円(25―...

効果的な対策がない以上、値上げ分をどれだけ価格に転嫁できるかがカギ。鋼材価格の先高感が強い現状と、競争激化で受注価格の“たたき合い”が収まらない事業環境とに折り合いをつけながら、どの程度まで見積額に上...

原油価格の上昇分を価格転嫁できれば良いが、なかなか難しい 【みずほ総合研究所経済調査部シニアエコノミスト・吉田健一郎氏】 1バレル=100ドル超の水準が定着するとは見ていない。...

そのため原油価格が再び上昇し始めると、コスト増分の未転嫁がさらに膨らみかねず、元売り各社の収益がさらに圧迫される懸念がある。 ... 原油価格が今後さらに上昇する可能性があるが、どこがピークに...

値上がりした北欧材はホワイトウッド管柱の仕入れ価格が上昇しており、売値はさらに上昇が見込まれる。... 一方、中国製品は「旧正月明けとともに、原油価格上昇などでの一段の値上げが予想される」(同...

鋼種によってばらつきはあるものの、メーカー各社は4月出荷分から販価をトン当たり1万5000―2万円引き上げる構えだ。 ... 流通各社は「まだ相場に動きはない」(扱い筋)とする...

電気化学工業は、溶接用アセチレンガスの原料であるカーバイドの価格を4月1日納入分から値上げすると表明した。... 主原料のコークスなど炭素材価格が急騰しているため、自助努力ではコスト上昇分を吸収できな...

ヘンケルジャパン(東京都品川区、ピーター・マシオン社長、03・5769・6427)は、接着剤「ロックタイト」の約500製品を4月1日出荷分から値上げする。... ナフサが急上昇した04...

一方、原油や原材料価格の上昇分の価格転嫁状況は「価格転嫁できなかった」が最多で47・3%。... これに対し「上昇分をほぼ転嫁できた」はわずかに5・5%となっており、中小の苦しい実態が...