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原材料は高炉品のホットコイルが中心のため、仕入れ値は変わらず「市況は下げしろのない」(同)ところまできている。

高炉品中心のカラー鋼板市場は安値の輸入品も少なく、仕入れ価格も高止まり状態で、比較的安定した相場が続いていた。

高炉品中心の市場は、仕入れ価格が下がらず採算ぎりぎり。

H形鋼のトン当たり5000円値下げで、高炉品と1万円程度の価格差が出ることになり、需要低迷の中で「安値競争が激化する」と不安がる問屋もある。

もともとヒモ付き(大口・特定需要家向け)が多く、高炉品のシェアが高いことから、相場は安定していた。

原材料である高炉品のホットコイルの値下げは当面考えにくいが、薄商いで値を消す状況も想定される。

「高炉のコイル販価に、小幅な引き下げがある」(問屋筋)との観測もあり、先安感はぬぐい切れない。 ... 薄手の輸入材が入らない状況と、高炉品への依存度が高いことが値崩れを防いで...

一部高炉の値下げにより、高炉品の販価は東京製鉄を約3000円下回っていたようだが、今回の値下げで値差は解消されたもよう。少ない需要をめぐって電炉と高炉の価格政策が激しさを増している格好だ。

中国、韓国からの輸入材価格が強含んでいる一方、高炉品がこれ以上安くならない状況が見込まれることから、安値是正の動きが強まっている。... 高炉品も原材料の鉄鉱石価格交渉が当初の予想以下で決着し、今後大...

値下げ幅がトン2万―3万円まで幅広い価格帯でうわさされる間は、市中は疑心暗鬼を強めるばかりで、一方の高炉側としても、「トヨタ傘下の部品メーカーへの鋼材支給価格を明示してもらうことで、下落一途の市況を落...

電炉の東鉄の値下げに、高炉品が引きずられた格好。... 高炉品が中心で、関西では東鉄の電炉品は10%弱と見られる。

同社は2月契約で同4万円(約33%)引き下げたが、東京製鉄をはじめとする電炉各社は値下げしているため、あらためて高炉品独歩高の印象を強めている。 東京地区の相場は高炉価...

中板は高炉品、電炉品、輸入品が入り交じる「相場品種」。従来の市場シェアは高炉品50%、電炉品20%、輸入品30%と見られる。電炉の東鉄の値下げと、輸入品の値下がりで、これらがシ...

主力需要先の土木、建築向けが動かず、先安感も先行し、電炉品の価格に高値の高炉品が引きずられている。... 鋼板類を生産する高炉は、4月以降の溶銑コストが決まらず、今後の在庫調整を考えれば、早急な価格引...

高炉は販価を約8万円に維持しているが、再び高炉販価と市中相場が逆転すれば、高炉品に対する値下げ圧力が強まりそうだ。 ... 電炉各社の4月契約の鋼材が市中に流通するのは早くても来月だが、流通側...

H形鋼のメーカー販価は高炉がトン約8万円の一方、東鉄は同6万8000円。... 関東は高炉品のシェアが高いが、都内の問屋は「7万円台前半まで(市況を)下げないと需要家は納得しない」と苦...

年度末が近づくにつれ、流通側の安値販売に拍車がかかっているが、在庫量は薄板3品(熱延、冷延、表面処理)をはじめ、依然として高水準が続いている。 ... 新年度以降の高炉品の値下...

新年度が近づく中、高炉をはじめとする鉄鋼メーカーによる値下げの観測が市中では強まっており、先安感が広がっている。... その結果、トン6万円の東鉄品と、高炉品の販価の差は約5万円に拡大。 .....

東京製鉄がホットコイル販価を3月契約から1万円引き下げたことで、トン9万5000円とみられる高炉販価との価格差は約4万円に拡大。鋼板市況はシェアの高い高炉品の価格が基準になるが、過剰在庫と先安感による...

品種によって欠品が出るほど在庫調整は進んだが、一部電炉が値下げに追随し先安感が再浮上。... 電炉品と高炉品のメーカー販価の差は一時5000円程度まで縮小したが、足元は約1万円に再び拡大。トン8万円と...

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