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「米国経済はすでにミドル・リセッションに入っている」という米国証券アナリストらの見解を紹介するのは、三井住友銀行副会長の中野健二郎さん。
関西経済同友会の次期代表幹事に内定している中野健二郎三井住友銀行副会長は3日、大阪市内での記者会見で「米国経済はすでにリセッション(景気の後退)入りしている」との認識を示した。
米国の経済指標をみると、景気はリセッション、すなわち不況期に突入したと確実に言える状況にはないものの、かなり近い状況にまで悪化してきたことは間違いない。
米連邦準備制度理事会(FRB)が緊急利下げに踏み切ったことよって、23日のアジアの株式市場は好転しているものの、いまだに景気後退(リセッション)懸念は一掃されていない。