石油元売り各社は激変する環境に適応するため、石油精製販売以外で利益を得る事業の育成を加速している。... だが、石油事業で培った技術力を生かし、将来の柱事業に育てていく考えだ。

「当社が大量生産を可能にした5―アミノレブリン酸(5―ALA)を石油事業に次ぐ柱事業として大きく育てたい」と強く決意を語るのは、コスモ石油常務執行役員の日下部功さん。

【POINT】 1国内需要低迷が続き設備能力過剰の状況 2製油所の統廃合と余剰人員の削減は必至 3非石油事業で早期の本格事業化がカギ 「燃料油が売れない」―。... 元...

「相互補完的な収益体制ができると思う」と語るのは新日本石油社長の西尾進路さん。... 「石油事業から出るキャッシュフローに期待している」とも。さらなる成長のため、天然ガス事業や鉱山開発など非石油事業へ...

09年3月期に赤字だった石油事業のジャパンエナジーは、在庫評価のマイナスがプラスに転じ黒字に転換する。金属事業の日鉱金属も電材加工が回復。... 石油事業は、石油製品需要の減退により低迷。

出光興産はベトナムなど海外での事業展開や環境・アグリバイオ・新規事業で活路を見いだそうとしている。昭和シェル石油はCIS(銅、インジウム、セレン)太陽電池「SOLACIS(ソラ...

石油輸出国機構(OPEC)は現地時間で9日夜(日本時間で10日朝)、ウィーンで総会を開く。... 今の原油価格は投資資金の流入により「需要を無視した形で価格が上げ下げし...

石油製品のマージン悪化に加えて、輸出採算の低下、国内販売数量の減少などで石油事業全般が不振だった。 このため在庫影響を除いた石油事業の経常損益は143億円の赤字(前年同期は30億円の赤...

新日鉱ホールディングスが30日発表した2009年4―6月期連結決算は、石油精製での在庫評価益の減少のほか、金属事業での銅価下落が大きく響き、経常利益は前年同期比48・7%減の242億円となった...

ガソリン需要を減らすハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)の普及に内心冷や冷やの石油業界。だが、石油事業のほかに銅事業も持つ新日鉱ホールディングス社長の高萩光紀さん...

石油事業の収益力強化のほか、太陽電池事業を拡充して、石油事業と同等の利益を稼ぐ経営の柱にする。... これにより、2014年度の真水ベースの経常利益は石油事業、太陽電池事業の双方で500億円ずつにする...

新日鉱ホールディングスの09年3月期連結決算は、原油価格の急落により在庫評価損が膨らむなど石油事業の低迷が響き、経常損益が赤字に転落した。 08年3月期に678億円の黒字だった石油事業の経常損...

ドットコモディティ(東京都渋谷区、舟田仁社長、03・5447・3306)は19日、シンガポールの石油関連の取引仲介会社、ギンガ・ペトロリアムと石油事業者向けのデリバティブ(金融...

「新日石も当社も石油事業に対する危機感があった。... ほかにも再編成を進めることで、石油化学を含めた石油精製販売は、断トツのコスト競争力を持った事業にしていく」 ―金属事業では統合効果があり...

【シェア争い加熱】 太陽電池は電機メーカーだけに限らず、ホンダや三菱重工業、また将来的に非石油事業の育成も図りたい石油会社など国内でも多くの企業が研究開発し、本格的な事業展開を狙っている。新日...

2社は統合で国内需要減少が続く石油事業の合理化を推進する一方、石油製品と非鉄金属を併せ持つ「総合エネルギー・資源・素材企業グループ」への脱皮を目指す。... 高萩社長は石油事業の売上高経常利益率5&#...

この価格一つで石油製品のマージンが大きく影響されるからだ。 ... 確かなことは「石油事業の収益はもう少しあってよい」ことぐらい?

新日鉱ホールディングス(HD)の08年4―6月期連結決算は、原油高騰で石油事業の在庫評価益が膨らみ増収増益となった。... 4―6月期の石油事業は経常利益が同2・2倍の206億円。.....

石油事業では鹿島製油所(茨城県神栖市)に重質油分解装置を約1100億―1200億円かけて新設し、2011年度に稼働する。... 金属事業ではチリのカセロネス銅鉱山とペルーのケチュア銅鉱...

新日鉱ホールディングス(HD)の08年3月期連結決算は、石油事業のマージン悪化と金属事業の銅鉱石購入(買鉱)条件悪化などで経常利益が1920億円(前年度比14・...