6日には中国政府が米国産の豚肉や大豆への追加関税の免除措置を継続すると発表し、市場では合意が近づいている両国の協議に配慮した対応とみられている。

米中間で関税の撤廃規模の合意が近づいていると4日に報じられてリスク回避姿勢が後退したことが、安全資産とされる金の価格の上値を抑えている。... 米中協議をめぐり、第1段階の合意に盛り込む関税撤廃の幅で...

(国際・商社に関連記事) 米国による対中追加関税第4弾の発動期日を15日に控える中、香港人権・民主主義法の成立に続き、米下院は3日、中国新疆(しんきょう...

日本は環太平洋連携協定(TPP)で定めた水準内で農産物の関税を引き下げ、米国は工業品の関税を撤廃・削減する。... 第1段階の協定では、日本は成果を急ぐ米国にしたたかな外交で臨み、早期...

【ワシントン=時事】トランプ米大統領は2日、ブラジルとアルゼンチンから輸入する鉄鋼とアルミニウムに追加関税を課すとツイッターで表明した。... トランプ氏は「直ちに(両国から)...

米中対立の緩和期待が先行しているが、発動済みの追加関税が製造業者の心理を圧迫する構造は変わってなく、景気の先行き懸念が金価格を下支えしている。 ... 非製造業や雇用でも悪化が顕著と...

一方、目先では12月15日に発動期限を迎える対中追加関税の行方が焦点。大統領選を控えた米政権は景気浮揚が課題となっていることに加え、さらなる経済減速を避けたい中国側は米農産品の購入拡大に応じるとことで...

NRF(全米小売業協会)は、今年の年末商戦(11―12月、自動車、ガソリン、外食を除く)の売り上げを前年比プラス3・8―4・2%と堅調な伸びを予想しているが、主...

ゴールドマンのエコノミストらは中国人民銀行(中央銀行)と財政当局が今年、支援策を強化していると認めながらも、20年は「財政措置に軸足を置きつつ」追加緩和の必要がまだあると分析した。&#...

発動済みの追加関税の扱いや香港情勢の緊迫化も協議を複雑化させる可能性がある。米国が12月に予定する対中関税の発動が見送られるとの楽観論は後退しつつある。

米国は12月中旬にスマホやパソコンなどの中国製品に対して追加関税を課す姿勢を崩していない。目下進行中の貿易協議で部分合意に至れば追加関税は回避される可能性があるものの、交渉の行方は予断を許さない。&#...

目先では、次の対中追加関税の発動期限となる12月15日に向けた協議の行方が焦点。米中の「部分合意」に発動済みの追加関税の撤廃方針が盛り込まれるか否かで、市場の反応や実体経済への影響も大きく変わるため、...

合意がなければ関税を大幅に引き上げると発言し、対立緩和期待が後退したことが金価格の強材料となった。 ... 対中関税の撤回をめぐっては、「良くても12月15日に発動期限を迎える関税は...

互いの輸入品に課している追加関税の扱いでも見解の隔たりがあり、トランプ米大統領が望む年内の首脳会談実現は依然不透明な状況だ。 ... 12日には講演で、署名できなければ対中追加関税を...

米国は追加関税をちらつかせて協議を優位に進める構えだ。... 追加関税は米通商拡大法232条を根拠とし、安全保障上の脅威を理由に輸入品に制裁関税を発動できる。... 仮に自動車の追加関税を再延期しても...

米中対立では中国側が追加関税の段階的撤廃で一致したと主張する一方、米国側はこれを否定し、両国の見解の相違が価格を揺れ動かして上値を追えていない。... 米中摩擦をめぐっては、中国商務省の報道官が7日の...

トランプ大統領は追加関税を「中国が払っている」と主張するが、実際は輸入業者が負担し、一部は製品の値上がりという形で米消費者の懐を直撃していることが浮き彫りになった。 ... 米政権は...

4日には英紙フィナンシャル・タイムズが、9月に発動した対中関税の撤廃を米国が検討していると報じたことを受け、楽観的な見方が強まっている。 ... 年末商戦での景気浮揚も狙うトランプ米...

ただ米中協議への根強い不安感と発動済みの追加関税が景気を圧迫する状況では、銅地金相場の上昇は鈍い。まずは12月に発動予定の対中追加関税が先送りされ市況回復の期待を高める材料となるかが注目される。...

既に課している追加関税の撤廃時期や規模をめぐっても意見の隔たりは大きく、先行きは依然として不透明だ。