また、経産省は日本経済全体の収支構造について、高齢化に伴う貯蓄率の低下や財政赤字が経常収支を圧迫する要因になるとし、貿易収支の赤字幅縮小と所得収支の黒字拡大に全力で取り組む必要があると指摘。 ...

2013年度の貿易収支は3年連続の赤字で、赤字幅も過去最大となる見通しだ。... その上で「貿易収支は構造的に黒字に戻らないとみている。... (海外投資で得た配当・利子などを示す)所...

財務省が10日発表した1月の国際収支速報によると、海外とのモノ、サービス、資金の取引を示す経常収支は1兆5890億円の赤字で、比較可能な1985年以降で最大の赤字幅だった。... 所得収支の黒字で貿易...

所得収支が過去最大の黒字幅を実現したものの、膨れあがった貿易赤字がこれを相殺した格好だ。... 所得収支の行方にも目配りする必要がある。... だが、対日投資の拡大は皮肉にも日本の所得収支を目減りさせ...

財務省が14日発表した2013年11月の国際収支(速報)によると、海外とのモノ、サービス、資金の取引を示す経常収支は5928億円の赤字だった。... 海外に保有する資産で得た配当金や利...

円安や原子力発電所の稼働停止により輸入燃料費が大幅に拡大した結果、所得収支の黒字幅で貿易・サービス収支の赤字を補えなかった。... 海外で得た利子・配当金などを示す所得収支は同9・1%増の1兆...

円安などを追い風とした所得収支の黒字拡大やサービス収支の赤字縮小に加え、輸出増加に伴う貿易赤字の縮小も寄与する。 貿易収支は10兆7080億円の赤字で、13年度見込みに比べ赤字幅が1...

海外から得た利子・配当などを示す所得収支は8兆9950億円の黒字で、前年同期比では19・6%も増えた。... ただ所得収支の黒字幅で貿易赤字を補えたものの、赤字幅が大きすぎて経常収支は過去2番...

財務省が9日発表した7月の国際収支状況(速報)によると、海外とのモノ、サービス、資金の取引を示す経常収支の黒字幅は前年同月比12・9%減の5773億円だった。経常収支の黒字は6...

しかし円安は燃料や食糧の輸入価格上昇を招き、貿易収支の赤字は2013年上半期で4兆2382億円と半期ベースで最大となった。一方、所得収支の黒字は半期で最大の8兆6783億円となったが、上半期の経常収支...

貿易・サービス収支は比較可能な85年以降で上期として過去最大の赤字幅を計上したが、海外子会社からの配当金や海外債券の利回り収入などを示す所得収支が過去最大の黒字幅となった。 輸出から...

財務省が8日発表した5月の国際収支速報によると、海外とのモノやサービスの取引状況を示す経常収支の黒字額は、前年同月比58・1%増の5407億円だった。... 輸出額から輸入額を差し引いた貿易収...

4月の経常収支は前年同月比倍増の7500億円。海外での直接投資や証券投資で得た利子・配当収入を示す所得収支が同51・8%増の2兆1160億円と、円安効果もあって過去最大の黒字幅を確保した影響が...

財務省が5月10日に発表予定の2012年度の経常収支(速報)は前年度を下回った模様だ。... 前年度並みの14兆―15兆円規模の所得収支を確保し、過去最大の8兆円超の貿易赤字を補ったた...

財務省が8日発表した2月の国際収支状況(速報)によると、海外とのモノ、サービス、資金の取引を示す経常収支は6374億円の黒字となった。... 輸入燃料コストが円安の進行により高止ってい...

ただ所得収支は15兆円に達し、かつ円安によって黒字額が増えているため、経常収支は当分黒字が維持される見通しながら、円安下での貿易赤字はさらなる国富流出を意味する。... モノづくりが順調に成立していれ...

日本が12年に貿易赤字に陥りながら経常黒字を確保できたのは、日本企業の海外直接投資の“果実”である所得収支で貿易赤字を補ったためだ。換言すれば、外国企業による日本への投資が少ないことが所得収支を押し上...

財務省が発表した2012年11月の国際収支速報によると、海外とのモノやサービスの取引状況を示す経常収支は2224億円の赤字(前年同月は1261億円の黒字)に転落した。... 海外投資か...

(編集委員・神崎正樹) 海外とのモノ、サービス、資金の取引を示す経常収支。... 財務省によると12年度上半期の国際収支(速報)は、輸出から輸入を差し...

日本貿易会(槍田松瑩会長)は6日、2013年度の経常収支は5兆3070億円と、3年ぶりに黒字幅が拡大する見通しだと発表した。... 主要項目である貿易収支が世界経済の回復に伴う輸出増加...