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「過去に学ぼう」。就任後に社員へ向けた初メッセージだ。自動車部品などに使われるポリプロピレンの国内最大手だが、2011年の東日本大震災以降は逆風にさらされてきた。

荏原の日本国内グループ会社として初の外国人トップとなったが、「技術・製品・サービス力で世界に認められる会社にしたい」と気負いはない。主戦場である国内市場は有力企業が軒を連ね、競争は非常に激しい。...

SCREENホールディングスの事業会社として印刷関連機器を扱う。「社に歴史がある分、作り方、物の考え方に改善、改革の余地がある」と分析する。印刷は大量印刷から多品種少量や個人向けのプリントオンデマンド...

東和コーポレーションは作業用手袋メーカーで祖父が創業者。幼い頃から自宅に社員が来ることが多く会社は身近だった。「会社のために尽くす」と決意は固い。

2年前、50歳で同じ王子ホールディングス産業資材カンパニー傘下の森紙業グループから転じ、早々に社長を任された。異例の抜てき人事に注目が集まる。 「2015年度に黒字化したが、収益体質...

大学では林学を専攻し、入社時は林務職。だが、製紙原料が木材チップから古紙へと転換する時期に重なり、「原材料畑を歩んで結局、チップの仕事は一切していない」と屈託なく笑う。 30代半ばに...

さあ出番/西濃運輸社長・神谷正博氏「ニーズ多様化に対応」 (2016/5/20 建設・エネルギー・生活1)

西濃運輸の専務に就任後、安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」による一時的な物量増で、「現場が混乱していた」と改善に着手。「トラックの出発を早めると定時配送ができ、集荷も早まる」ことから、後工程を意識...

双日時代は合成樹脂分野を長く担当し、タイや上海にも駐在。「誠実であること」をモットーに、顧客との関係強化や取引拡大に力を注いできた。 新天地の双日プラネットは、双日グループの合成樹脂...

前社長で叔父の谷地田茂明会長は「40、50歳代が経営者としての成長時期だ」が持論。41歳という若さで就任した谷地田寛社長には、経営と技術の両面からイノベーションを起こすことが期待されている。 ...

運用や顧客対応の部門を歴任してきた。クラウドサービスの普及や東日本大震災に伴うサービスの安定運用など変化の激しいニーズに対応した実績を持ち4月からは経営のかじ取りを託された。ただ「予告なく、社長に就任...

横浜アリーナでは2015年度稼働日数が318日と過去最高だった。近年イベント回数が増加傾向にある中、1989年の開業以来初めての大規模改修を進めている。重変電設備や耐震設備の改修、新型シートやトイレに...

シンセメックは自動車メーカー向けなど各種設備の受注生産が主力。前社長の松本英二会長までトップは創業家で3代続いていた。自身が社長に就任したことで「社員は自分である程度決めて仕事に取り組むように意識が変...

ORB(オーブ)はアンプなどの音響関連機器や出退勤管理システムといったセキュリティー機器の設計や組み立てを手がける。 4月の社長就任と同時に社名をジェーエイアイから自...

医療用医薬品のマーケティングで活躍後、診断薬を手がける協和メデックスに転じて経営企画を担った。「専務というナンバーツーだったので、ある意味、就任を覚悟していた。今回の中期経営計画も結構、私がつくった」...

自動車の燃費改善競争が激化する中、軽量素材の「アルミニウムが見直されている。商機は大いにある」と読む。 事業の中でも世界で高いシェアを持ち、自動車の熱交換器などに使う多穴管のコスト競...

ムラコシ精工は、自動車用ブレーキ部品などを製造販売するファインコンポーネンツ事業と住宅用機能金具の住インテリア事業が主力。「2事業とも人の命や生活に関連する。品質第一は受け継がれてきた大切な理念」と力...

創業者の清水美知雄氏を父に持つ。前社長の百村賢司氏(現会長)が新社長をバックアップしながら円滑に世代交代を図れるようにとの考えのもと就任した。 「10年、20年前は女...

創業者で前社長、田口暁穂(たかお)会長の二男。高校卒業後は「各地を旅しながら、弾き語りをしていた」と経歴はユニークだ。 入社後は営業を主に担当。

さあ出番/GRANDIT社長・石川研一氏「機能磨き強いERPに」 (2016/4/22 電機・電子部品・情報・通信2)

統合業務パッケージ(ERP)を手がけるGRANDITへ約7年ぶりに社長として戻った。販売管理、会計・人事給与など、幅広く活用できるシステムの機能に磨きをかけ、「もう一段階、強い製品にし...

親会社の立川ブラインド工業で調達畑。主力の減速機と立体駐車場が大手と競合する中、「調達手法の工夫や生産の進捗(しんちょく)の可視化、加工法の見直しでコスト競争力を磨く」と話す。 ...

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