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一方でダムなどの開発に伴う伐採木は産業廃棄物業者に引き取られるが、木くずの行き場がなく山積みになっているほどだった。

従来、木くずなどの木質系廃材は一部を建材用素材などに転用する以外は、ほとんど燃やしてサーマルリサイクルしていた。

納入先の一つ、岩手県の食品メーカーでは、めんをゆでる工程に木くずボイラで温めた蒸気を使っている。

固形物は脱水後、木くずと混ぜ合わせて熱分解装置で炭化する。

そのほか、プレカット工場には木くずの破砕設備として、チッパー機と粉砕器を備え、1カ月で約1600立方メートルの木くずを回収し、再利用している。

2010年後半にも、容器包装の廃プラスチックと製材木くずをリサイクル、デッキ建材などの生産を始める計画。

稼働したガス化炉は建築廃材などの木くずを重油と混焼し、重油使用量を従来に比べて半減する設備で、木くずの使用量は一日当たり100トン。

対象物は熱源となる廃プラスチックや木くず、セメント原料に使われる鉱さい、汚染土壌など。

各社は主力工場のほとんどに木くずやペーパースラッジ、廃プラスチック固形燃料(RPF)などを燃料にする新エネルギーボイラを導入している。

その中の1社であるリサイクルワン(東京都渋谷区)は削減事業計画の募集開始に併せて、既設の重油ボイラを木くずなどを使うバイオマスボイラに交換する事業の提案を始めた。

分別する産業廃棄物は金属くず、プラスチック系ゴミ、木くず、段ボール、紙くず、塩化ビニール、石こうボードなどさまざま。

焼却灰をセラミックス材や木くずと混合して、保水材を製造する。... 開発した保水材は焼却灰や木くずなどをリサイクルするため、原料の調達コストが従来製品より安くなる。

セメント会社は、セメントの原燃料に都市ゴミ焼却灰や下水汚泥、木くずなどの副産物・廃棄物を積極的に受け入れ、循環型社会に大きく貢献している。... 埼玉工場では、こうした都市ごみの直接受け入れの他にも、...

大船渡工場(岩手県大船渡市)で廃油と廃畳、木くずなどを混ぜた混合燃料を、原料を焼成するロータリーキルン(回転窯)の前段階の仮焼炉で利用する。

各社各様に知恵を絞っており、住友金属工業の鹿島製鉄所(茨城県鹿嶋市)も、所内から発生する木くずや汚泥をエネルギー源として再利用。

妙中鉱業は木くずや廃プラスチック、紙など構内で発生する廃棄物も破砕・分別。

木くずなどのバイオマス資源を活用した小型高炉も開発中で、一気に売り上げを伸ばしたい考え。

装置の主な材料になる木質ペレットは、粉体の木くずを圧縮して作る。

東京ガスは木くずを燃料にする木質バイオマス発電の吾妻バイオパワー(前橋市、資本金7億5000万円)に4・44%出資した。

設備改良により、導入する木質バイオマスは樹皮、間伐材、木くずを加工したチップ、ペレットを熱量等価比約5%、重量比約7・5%まで混焼できる。

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