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【2カ月連続プラス】 ナイロン樹脂や繊維の原料となるカプロラクタム(CPL)のアジア市況が反転している。

しかし高炉各社は値上げ姿勢を維持しており、流通は「トン10万円以上に戻らなければ採算ベースに乗らない」(都内の問屋)として反転上昇の時機を探ってきた。

旧盆明けから一部の問屋が唱えを上げ、値戻しの動きも醸成されつつあったが、値下げによって先安感が漂い、需要家は様子見に入り「反転機運は先延ばしになる」と予想する。

反転には雇用統計など、実体経済の回復を実感できる必要があり、少し時間がかかる。

市況の反転上昇は難しく、二極化の解消には時間を要しそうだ。

サービスやノウハウをモノの付帯として無償提供するケースも多く、それで収益を稼ごうとする意識が薄い」 ―低迷している株価反転や景気浮上のシナリオは。

流通からは「反転上昇に向かう下地が整った」とする声も聞かれる。

当初は重さ数十トンものスラブを縦方向に起こし、左右両面から同時に削る方式だったが、現在はスラブを水平に置いて一度に4方向から4面を削った後、自動搬送・反転し、残りの4面を削る全自動方式に進化している。

劇的な反転材料は望めないのが現状だ。

「反転上昇に向かう下地が整った」(都内の問屋)と位置付ける流通も多い。

メーカーには底値感が漂い始め、流通にも反転上昇の機運が高まりつつある。

クラウドなどの先進市場に挑戦し、反転攻勢をかけたい」と意気込む。

連邦債務問題が進展しても米株は反転せず、日経平均の前日の上昇がほぼ帳消しとなった。

これを受けH形鋼市況は底打ち感が漂い始めたが、ゼネコンは当用買い姿勢を崩しておらず反転上昇には至っていない。

ただ米景気の悪化や財政問題を背景にした米債格下げの可能性は残っており、円高基調から反転するかどうかは不透明だ。

復興需要が具体化し、電炉の9月生産計画が明らかになれば「底打ち反転も期待できる」(問屋筋)と見る向きもある。 ... ただ電炉の9月以降の生産計画が公表され、復興需要を見込んだ...

8月の決着価格も同3400ドル程度になると見られ、5月下旬を底にCPL価格の反転が鮮明になった。 中国で11年中に年産30万トン以上のナイロン製造設備増強が計画されるなど、アジアでナイロン樹脂...

悪化したDRAM市況が反転する材料はみつけにくいのが現状だ。

引き合いは徐々に増えており「被災地の水産加工施設や首都圏向け案件もある」(高炉)ものの、相場の反転上昇には至っていない。

ただ東鉄、大鉄が8月販価を据え置いたことで問屋筋では「底打ち反転」を期待する向きがある一方、スクラップの弱含みで「上伸には時間がかかる」と見る向きもある。

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