情報通信研究機構は25日、光通信向けの素子に応用が期待される半導体粒子(量子ドット)を、従来比2倍の300層まで積み上げることに成功したと発表した。... 光通信のほか、太陽電池や量子...

理化学研究所は、2種の半導体人工原子(量子ドット)を制御し、特定のスピンを持つ電子を1個ずつ透過させたり捕獲したりする現象を発見した。スピンに依存した電流の制御が可能になり、半導体スピ...

国立情報学研究所の山本喜久教授らの研究グループは、量子暗号通信を長距離で運用するための「量子中継システム」の実現に向けた技術を開発した。... また、スピンに保存された量子情報が時間と共に失われるデコ...

量子ドットなどの光源から光を放出したり、検出したりできる。量子情報デバイスにも応用を見込む。

情報通信研究機構は8日、光通信の限界を超える新しい信号増幅の原理を実証したと発表した。「量子もつれ」と呼ぶ信号間の特殊な結びつきを増強する技術で、量子情報技術を使った大容量通信ネットワークや、光を用い...

「3Dコンピュータグラフィクスのための直感的デザインインタフェースに関する先駆的研究」で功績のあった東京大学大学院情報工学系研究科の五十嵐健夫准教授(36)ら理工科系、生物系分野などの...

極低温の量子気体中にある原子1個を画像検出できる高分解能の量子気体顕微鏡が、米ハーバード大学によって開発された。量子系について、これまでのマクロ的な研究とミクロ的な研究の間を埋める新しい技術。... ...

東京大学ナノ量子情報エレクトロニクス研究機構(荒川泰彦機構長)は18日16時45分―18時、駒場・コンベンションホール(東京都目黒区)で一般公開の講演会「エサキダイオー...

スウェーデンのストックホルム大学などは「量子もつれ」と言われる現象を利用して行う量子通信で、2個の光子ではなく、6個の光子をもつれさせれば、通信中の量子情報(キュービット)が失われにく...

量子ドットはその名の通り、量子力学的に振る舞う小さな粒。... 九州工業大学はロボット応用を目指し、量子ドットで脳型の情報処理素子を研究する。 ... ナノテクで量子力学を操る技術は、「ナノ量...

(藤木信穂) 【安価な製法】 富士通と三井物産が出資するQDレーザ(東京都千代田区、菅原充社長)は、荒川泰彦東大ナノ量子情報エレクトロニクス研究機構教授...

テレポーテーションとは瞬間移動のことだが、本のタイトルは量子情報を伝送する意味。そもそも量子テレポーテーションとは何なのか。... 量子光学研究の第一人者である著者は、量子テレポーテーションの研究がラ...

スピントロニクスなど次世代の量子情報処理デバイスに応用する。... 考案した理論は、二つの状態間で量子力学的な位相を検出する手法。... 従来は、スピンの成分が現れる「確率」の情報しか得られなかった。...

国立情報学研究所の山本喜久教授らの研究チームは、半導体量子メモリー(電子スピン)に、長時間、量子情報を保存させることに成功した。世界最長の7マイクロ秒(マイクロは100万分の1...

東大ではこれまでの研究を統合し、光と電子の量子力学的な相互作用を制御するデバイスの開発を目指す。 数十年後の実用が期待される量子情報技術に「量子オプトエレクトロニクス」の新分野で挑む。

東京大学ナノ量子情報エレクトロニクス研究機構は、22日10―20時、東大本郷キャンパス(東京都文京区)の理学部1号館小柴ホールで公開シンポジウム「ナノ、量子、IT融合によるイノベーショ...

東京大学数物連携宇宙研究機構(IPMU)の大栗博司主任研究員(米カリフォルニア工科大学フレッド・カブリ冠教授)らは9日、重力が大きくて光も脱出不可能な時空領域「ブラック...

量子には情報を処理する電子と、情報を伝達する光子があるが、新たにCTスキャンによる断層撮影に似た新手法「電子スピントモグラフィー」により、電子スピンをさまざまな方向に投影し、瞬時に破壊せずに観察するこ...

東京大学ナノ量子情報エレクトロニクス研究機構(荒川泰彦機構長)は2日、シャープやNECなど民間企業と産学連携研究を加速すると発表した。... 量子ドットレーザーや量子暗号通信など、次世...

光子同士の相互作用が観測可能な水準に達したことを意味し、光子を使う光制御素子や量子情報通信、量子コンピューターの開発に応用できる。... 光で光を制御する光制御デバイスや量子情報通信技術では、電子や光...