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産総研の「キログラム原器」、重文に指定 130年間日本の質量基準に（2021/10/18 科学技術・大学）

2019年にキログラムの定義が物理定数の「プランク定数」に基づく定義に改定され、原器としての役目を終えた。

重要性高まる JCSSの計量校正サービス（2019/4/3 特集・広告）

近年深刻化する大気汚染などの懸念もあり、原器をナノレベルで管理する代わりに、長期間不変の基準値として使用するために、物理定数であるプランク定数を測定基準にする方針へ転換する。これはシリコン単結晶の球体...

キログラム定義、130年ぶり改定来年5月20日から適用（2018/11/21 科学技術・大学）

量子力学の重要な物理定数で、光が持つエネルギーの最小単位「プランク定数(h)」を「6・62607015×10のマイナス34乗ジュール秒」と定め、この値を基にキログラムを定義す...

【電子版】「キログラム」の定義、きょう変更審議へ約130年ぶり（2018/11/16 特集・広告）

こうした中、16日の国際度量衡総会で、光が持つエネルギーの最小単位「プランク定数」を使った新定義への移行が決まる見通しとなった。 ... 産総研は、プランク定数の精密な計測...

「キログラム原器不要に」産総研、国際単位定義改定へ説明会（2018/8/22 総合３）

長期間でわずかに原器の質量が変化するため原器を廃止し、基礎物理定数の一種である「プランク定数」を基準とした値にキログラムを再定義することを決議していた。

産総研、シリコン単結晶を高精密計測し質量再定義する値を決定（2017/10/25 科学技術・大学）

しかし長期的に汚染などで質量が変わるため、CGPMでは将来、原器を廃止して、基礎物理定数の一種「プランク定数」に基づいた値にキログラムを再定義するように決議していた。 ... 重さと...

新刊/和田純夫ら著『新・単位がわかると物理がわかる』（2014/12/22）

「メートル」という単位は、以前は人工物であるメートル原器で決められていたが、光速度という自然界の基本定数を基準に決めるよう変更された。「キログラム」も「プランク定数」という量子力学の基本定数を使って定...

テクノ編集局(126)国際単位系(SI)改訂（2011/12/8）

とはいえ、定数の値を決める方法は未定。... 有力視される方法の一つが、電圧と抵抗をかけて磁場を発生させたコイルと、この時のエネルギーに釣り合う力から量子力学の多くの現象に関わる「プランク定数」を求め...