記事検索結果

材料進化の最前線 NIMS未来戦略(33)未来の燃料電池触媒（2024/6/5 科学技術・大学）

このように、これまで最高の性能を持つ触媒とされてきた白金でさえ“理想的ではない”ことが明らかになり、実用化されている白金合金触媒を超える代替材料の開発が社会的に急務となっている。 ....

ハイエントロピー合金、高表面積実現ユニチカが合成技術開発（2024/4/10 素材・建設・環境・エネルギー１）

ユニチカは5種類以上の元素を混ぜて作る「ハイエントロピー合金」について、高い表面積を有する粉末を合成する技術を開発した。... 溶媒に溶けていない触媒である不均一触媒など、材料界面...

名城大と京大、単層CNTを高効率合成ハイエントロピー合金触媒で（2024/4/9 科学技術・大学）

名城大学、京都大学の共同研究チームは、ハイエントロピー合金(HEA)と呼ばれる合金ナノ粒子を触媒に用いて、直径1ナノメートル(ナノは10億分の1)程度以下の単層カーボン...

深層断面/物質・材料開発、DX加速基盤整備・研究プロが相乗効果（2023/3/7 深層断面）

熱電材料や蓄電池、燃料電池、磁石、耐熱合金、触媒、高分子材料など、ほぼすべての材料分野にAI技術が適用され、開発期間が短縮している。

フルヤ金属、茨城・土浦に研究棟ナノ合金生かしイリジウム40分の1に（2023/1/16 素材・医療・ヘルスケア）

ナノ合金(ナノは10億分の1)技術により、希少金属のイリジウムの使用量を40分の1に削減する新触媒の開発を目指す。多元素ナノ合金触媒は複数の金属を組み合わせてナノサ...

新触媒で省エネ実現へ京大など、コンソーシアム始動（2022/5/24 総合３）

京都大学や早稲田大学など計19の大学・企業による「革新的多元素ナノ合金触媒・反応場活用による省エネ地域資源循環を実現する技術開発」コンソーシアムが23日、京大(京都市左京区)で始動した...

京大など、高性能・高耐久の合金触媒低コストで排ガス浄化（2021/3/12 科学技術・大学）

京都大学大学院理学研究科の北川宏教授と京大白眉センターの草田康平特定准教授は、信州大学や九州大学、名古屋大学と、自動車の排ガスを浄化する高性能・高耐久性の低コスト合金触媒を開発した。... 第3の元素...

白金スキン触媒実用化へ山梨大・飯山明裕氏インタビュー（2019/8/19 建設・生活・環境・エネルギー）

「現在のカーボン材は高電位で酸化腐食や、触媒を担持すると触媒が移動・凝集し劣化する問題がある。... 「現在白金ルテニウム触媒を使っているが、ルテニウムより安価になるコバルトを使った白金コバルトスキン...

ジュークス、白金減らし高効率発電燃料電池触媒を開発（2018/11/20 素材・ヘルスケア・環境）

【盛岡】ジュークス(岩手県久慈市、城内治社長、0194・61・1977)は、燃料電池の電極触媒に使用する合金の低白金化技術を確立し量産に乗り出す。竹口竜弥岩手大学教授が開発した発電効率...

田中貴金属、燃料電池用電極触媒の生産能力7倍湘南工場内に新棟（2018/7/11 素材・ヘルスケア・環境）

湘南工場(神奈川県平塚市)内に同触媒を製造する工場棟を増設し、2019年1月に稼働する計画。... 現在、FC用電極触媒の生産は、湘南工場内のFC触媒開発センターが担当。... 同社は...

日立、直接メタノール型燃料電池電極を開発−白金不要に（2012/10/10）

白金の代わりに、窒素をカーボンに添加した窒素ドープカーボンや、パラジウムとルテニウムの合金を使用することで大幅なコストダウンを可能にした。... 今回、白金を使わない電極として、空気中の酸素還元反応を...

北大、固体高分子型燃料電池向けの新触媒を開発（2012/9/17）

白金とルテニウムがうまく混ざり合った合金触媒で、燃料電池の劣化要因となる一酸化炭素(CO)に対する耐性が高い。家庭用PEFCではすでに白金とルテニウムの合金触媒が使...

X線を用いた微細構造解析法で、白金とコバルト合金による触媒の反応を500ミリ秒ごとにとらえた。... 合金触媒は電池を稼働するための電位操作時に、触媒表面で起きる白金・酸素結合の切断と、白金同士の結合...

東京農工大と東工大、白金より高性能な自動車排ガス触媒（2010/11/2）

東京農工大学大学院工学府の亀山秀雄教授、東京工業大学国際高分子基礎研究センターの宮田清蔵特任教授らは、自動車排ガス浄化で白金系触媒より高性能の鉄・セリウムカーボンアロイ(炭素合金)触媒...