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完全ワイヤレス型の「ヌームドッツ」と有線型の廉価モデル「ヌームワイヤード」で、価格はそれぞれ2万4200円、4950円(消費税込み)。
有線ケーブルを敷設せずに、さまざまな場所にWi―Fi(ワイファイ)通信環境を構築でき、密閉状態のエレベーターに乗せたロボットとの通信も可能。
有線・無線の基幹通信設備内の基準信号源として使われるOCXOにも低消費電力化が求められている。
このほか地上基地から有線接続する従来の方法と比べて、延伸工事費を低減できる効果なども確認した。
顧客によっては1000カ所以上の設備にセンサーを設置することもあり、従来の有線配線では導入コストがかかる課題があった。
作業状況に応じて建設現場内を移動するクレーンに対応するため、通信システムは光ファイバーなどの有線回線を使わない完全無線システムを採用。
作業所での実証実験で、有線ケーブル配線を不要としてWi―Fi(ワイファイ)基地局数と設置の手間を減らし、データ通信網の構築時間を約80%削減した。
有線で通信デバイスと測定器を接続した試験に対し、実際の利用状況に近い環境で試験できる。
ロボットをはじめとした物体をレールに沿って移動させる際、レールと物体に無線給電装置を組み込むことで、有線給電時に必要なケーブルや電極をなくせる。
ARアプリケーションを搭載済みのスマホを有線で接続した中国・エックスリアルのARグラスを参加者が装着して実施した。
電動モーターで動く一部機種に対しても、バッテリー式のため有線ケーブルが必要でパワーも足りないなど従来機種の課題を解消してみせた。
