記事検索結果

東京理科大学の有村源一郎教授らは、強い抗酸化作用を持つ植物色素「ベタレイン」の遺伝子を導入したトマトが優れた抗炎症作用や大腸炎抑制作用を示すことを見いだした。遺伝子組み換え技術によりベタレインを可食部...

抗がん剤TKIsの重篤副作用、発症の仕組み解明東北大（2023/2/22 科学技術・大学）

TKIsは細胞小器官のミトコンドリア障害を引き起こし、これにより細胞内で炎症を強力に誘導するたんぱく質複合体を活性化して炎症性副作用を発症させる。... 「イレッサ」など代表的なTKIs9種類について...

量子科学技術でつくる未来(63)量子スマートセル「微小炎症」慢性化防ぐ（2022/9/22 科学技術・大学）

急性炎症とは一過性の炎症であり、蚊に刺された時のように、放っておくといつの間にか治っているものである。一方、慢性炎症は放っておいても炎症が収束することはなく組織の機能障害が見られた時点で「病気・病態」...

医療変革超高齢社会のフレイル対策(6)原点である「食」を新たな視点で見直す（2022/9/8 素材・医療・ヘルスケア１）

具体的には、食事全体を慢性炎症の誘導能で評価するものさしとしての「食事性炎症指数」である。... 特に興味深いことは日本高齢者において、食事性炎症指数とサルコペニアとの関連は炎症を誘導する食品の摂取に...

緑黄色野菜成分のスルフォラファン、炎症性腸疾患を抑制九大など発見（2022/1/14 科学技術・大学）

九州大学大学院の西田基宏教授と西山和宏講師らは、ブロッコリースプラウトなどの緑黄色野菜に含まれる化合物スルフォラファンやイベリンが難病の炎症性腸疾患(IBD)の炎症を抑制することを発見...

大阪ソーダなど、ポンカン・晩柑でサプリメント認知機能改善に期待（2021/2/11 科学技術・大学）

同製品の主成分となるポンカンの果皮に多く含まれるノビレチンと、河内晩柑の果皮に多く含まれるオーラプテンは、それぞれ抗炎症効果があり、脳内の炎症を抑制することで認知機能の改善が期待できるとされている。&...

呼吸器疾患薬、風邪コロナの悪化防ぐ東北大、仕組み解明（2020/4/3 科学技術・大学）

東北大学大学院医学系研究科の山谷睦雄教授らは、ぜんそくなどに使われる治療薬が、風邪の症状を引き起こす「風邪コロナウイルス」の増殖や炎症物質の放出を抑制する仕組みを明らかにした。風邪コロナウイルスの細胞...

資生堂、ストレスがニキビを悪化させる仕組み解明（2009/10/1）

併せて、ニキビの炎症を抑える成分を発見。... 皮膚のアクネ菌受容体と呼ばれるたんぱく質が、アクネ菌と結合して炎症を起こし、ニキビを悪化させる。人の皮膚内にある表皮細胞を培養し、ストレスホル...