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ＭＲＪ初飛行／国産旅客機、５３年ぶり離陸−納入まで１年半(動画あり）
(2015/11/12 05:00)
【名古屋】三菱航空機（愛知県豊山町）は１１日、国産小型旅客機「ＭＲＪ」の初飛行に成功した。国産旅客機の初飛行は１９６２年８月３０日のターボプロップ機「ＹＳ１１」以来、約５３年ぶり。日本の航空機産業は約半世紀の”空白“を経て、再び世界の旅客機市場に参入する。
ＭＲＪは１１日９時３５分、愛知県営名古屋空港（豊山町）を離陸。遠州灘（静岡県沖）の自衛隊訓練空域に向かい、左右の旋回や上昇、下降など基本性能を確認した。三菱航空機の社有機や航空自衛隊の戦闘機も随伴した。
１１時０２分に同空港に着陸。１時間２７分の飛行だった。最高高度は約４５００メートル、最高速度は１５０ノット（時速約２８０キロメートル）。
着陸後は三菱重工業の大宮英明会長や三菱航空機の森本浩通社長が安村佳之機長ら乗務員を出迎えた。報道陣の取材に応じた大宮会長は「幼稚園に初めて通園するわが子を見送るような心境だった」と明かした。森本...
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(2015/11/12 05:00)
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