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[ ロボット ]
(2015/11/30 05:00)
安川電機は2016年度に人工知能(AI)機能を搭載したロボットコントローラーを投入する。AIの働きにより溶接条件の自動設定、ロボット本体の高精度な寿命予知などが可能になる。立ち上げ作業の効率化、障害時の機械停止時間短縮などに寄与する。溶接のほか、他用途にも活用していく。これにより、中小企業など自動化ノウハウを持たない新規ユーザーの獲得につなげる。
コントローラー内のAIが自ら最適な溶接条件を見いだし、ロボットによる実作業に反映させる。通常、複数箇所を溶接する際は箇所ごとに条件設定する必要があるが、新コントローラーではその設定業務を一部自動化できる。溶接以外では、塗装や加工などアーム先端の動作に細かい設定が必要な用途を想定している。
AI導入により、故障の予知機能も強化する。ロボットの稼働状況からAIが自律的に部品の摩耗量などを割り出し、寿命の時期を素早く高精度に予知できるようにする。周...
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(2015/11/30 05:00)
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- 産業用ロボットにAIを搭載する動きが始まっている。安川電機がAI導入で狙う市場とは。