- トップ
- 政治・経済ニュース
[ 政治・経済 ]
(2015/12/1 05:00)
米国がゼロ金利を解除する公算が大きい。米連邦準備制度理事会(FRB)は、15、16日の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ判断をする見通し。世界経済をけん引する米国の利上げを、日本の企業はおおむね前向きに受け止めている。利上げでも米経済の好調は維持するとの見方が強いためだ。一方で自動車や住宅ローンの金利引き上げや、為替の変動、新興国からの資金流出を懸念する声もある。各社は米利上げを前提に対応に動きだした。
「今年は1730万台前後になりそう」(岩村哲夫ホンダ副社長)、「1700万台超えのペースで来ている。もっと拡大するかもしれない」(西川廣人日産自動車チーフコンペティティブオフィサー)。乗用車メーカー幹部は米国市場に明るい見通しを持つ。
利上げが市場に与える影響についても「それだけ米国の実体経済が強いということ。米経済が健全になったプラス影響が大きい」(太田克彦新日鉄住金副社長)、「...
(残り:439文字/本文:839文字)
(2015/12/1 05:00)
※このニュースの記事本文は、会員登録 することでご覧いただけます。