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[ 医療・健康・食品 ]
(2015/12/8 05:00)
住友化学は自社が運営する農業法人で春夏にコメ、秋冬に野菜を育てる二毛作を本格展開する。従来はキャベツやレタスを栽培していたが、コメと野菜・果物の栽培を複合的に行える農業法人にして採算性を強化。栽培面積も拡充する。環太平洋連携協定(TPP)で国内農業への影響が懸念される中、競争力のある農業モデルを確立し、地方の農業活性化につなげる。
住友化学は自社グループが持つ農薬、農業資材などの栽培技術、栽培や販売ノウハウを生かした新しい農業モデルの構築に取り組んでいる。その一環で愛媛県西条市と愛知県豊田市で「サンライズファーム」、国内5カ所で「住化ファーム」と呼ぶ農業法人を運営している。
このうち、レタスなどを生産するサンライズファーム西条で2016年にもコメの栽培規模を拡充。キャベツを生産する住化ファーム茨城(茨城県守谷市)でも18年度までにコメの生産を始め、二毛作に乗り出す。守谷市で借りている敷...
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(2015/12/8 05:00)
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- 住友化学が新たな農業モデルの構築に取り組み、二毛作を始める。環太平洋連携協定(TPP)で国内農業の競争力強化が問われる中、農業活性化を支援する。