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[ 環境・エネルギー ]
(2015/12/8 05:00)
大阪ガスは姫路製造所(兵庫県姫路市)に、液化天然ガス(LNG)低温エネルギーを回収する冷熱発電(用語参照)設備を設置する。中間熱媒体を使うランキンサイクル方式では世界最大で2016年6月の稼働予定。29年ぶりの新設機となる。同社はLNGプラントについて、海外で基本設計の受注しかないが、省エネと二酸化炭素(CO2)排出量削減につながる技術として、今後LNG基地建設を計画する東南アジアなどに提案、海外での受注獲得に乗り出す。
大阪ガスは姫路製造所に数十億円を投じて、製造能力を従来比25%高める工事を進めている。高圧導管「姫路・岡山ライン」の完成に伴い、沿線でガス需要開拓が見込まれるためで、LNG毎時150トンの気化プラント1系列を増設。これに出力3700キロワットの冷熱発電機能を持たせることにした。
LNGはマイナス160度Cの液体から、受け入れ基地や都市ガス製造所で気体に戻して使う。
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(2015/12/8 05:00)
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- 大阪ガスは、姫路で久しぶりに冷熱発電施設整備に乗り出す。