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[ 自動車・輸送機 ]
(2016/2/2 05:00)
ホンダは2016年度の4輪車の輸出台数を前期比約2倍の16万台に拡大する。海外生産から国内生産に移管した欧米向けの主力小型車が、輸出増をけん引する。ホンダの国内生産は、輸出を減らす方針が響いて低迷しており輸出増で国内生産の立て直しを急ぐ。
昨年、欧州向けと北米向けの小型車「フィット」の生産を寄居工場(埼玉県寄居町)で始めた。15年度の輸出台数は8万台程度となる見通し。フィットの生産が16年度を通して好調で、輸出拡大をけん引する。
北米向けの主力「アコード」のハイブリッド車(HV)の生産も狭山工場(埼玉県狭山市)で始め、輸出増を後押しする。北米向けのアコードHVは米国のメアリズビル工場で生産するが日本に移管する。輸出増に伴い国内生産車種と生産拠点の最適化も進める。寄居工場は輸出用フィットの生産を始めたことで稼働率が高まっており、5月にフィットの北米向け分を、鈴鹿製作所(三重県鈴鹿市)に全...
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(2016/2/2 05:00)
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