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[ 自動車・輸送機 ]
(2016/2/2 05:00)
トヨタ自動車は1日、8―13日の6日間、国内すべての車両組み立てラインの稼働を停止すると発表した。1月8日にグループの愛知製鋼の工場で発生した爆発事故の影響で、特殊鋼部品の供給が不足するため。ここまで大規模な生産停止は東日本大震災以来となる。6日間の停止による影響は公表していないが7万―8万台とみられる。15日に稼働再開を予定している。
停止するのは堤工場(愛知県豊田市)などトヨタの愛知県内にある四つの車両組立工場のほか、トヨタ自動車東日本(宮城県大衡村)、トヨタ自動車九州(福岡県宮若市)、トヨタ車体、豊田自動織機、ダイハツ工業、日野自動車のグループ6社の合わせて12工場。トヨタの車両組み立て以外の工場は稼働する。
海外工場も稼働を継続する。トヨタの足元の1日当たりの国内生産台数は約1万4000台。受注好調なハイブリッド車(HV)「プリウス」の新型モデルなどがけん引し、生産台数は高水準...
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(2016/2/2 05:00)
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