[ 機械 ]
(2016/2/12 05:00)
キッツは12日、東亜バルブエンジニアリングと資本業務提携したと発表した。三菱商事が保有する東亜バルブエンジの普通株式の全数を約3億6600万円で同日取得し、筆頭株主となった。議決権所有割合は12.98%(発行済株式総数の11.28%)。技術や調達、生産、販売網を相互活用し、世界の石油精製・化学、電力プラント分野などでの事業拡大を目指す。キッツは東亜バルブエンジに役員を派遣する意向。両社は3年前に業務提携の検討を始め、約1年前から具体的に詰めてきた。
東亜バルブエンジは高温・高圧弁に関する高い技術を保有し、原子力発電所向けバルブ事業を中核に位置付けてきたが、福島第一原発事故以降に定期検査工事がなくなり、収益基盤強化に向けてビジネスモデルの転換を図ってきた。2015年9月期の売上高は91億8300万円。
(2016/2/12 05:00)
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