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[ 環境・エネルギー ]
(2016/3/9 05:00)
京セラとパナソニックの太陽光パネル大手2社は、それぞれ海外市場の開拓に再び乗り出す。京セラは現地企業と組んで米国とタイの市場を攻略し、2016年度は太陽光パネルの売上高に占める海外比率を14年度比20ポイント増の30%を目指す。パナソニックはインドやトルコに進出する。両社はこれまで活況な国内需要を賄うために5割程度あった海外比率を1割まで縮小していた。15年から日本市場が減少に転じており、海外販売を拡大する。
京セラは16年度に全体で15年度並みの120万キロワット以上の販売を見込む。国内の落ち込みを海外で補う計画だ。15年度に米国で住宅向け太陽光パネル施工の大手業者との取引を開始。米国向け売上高は14年度比2倍の勢いで伸びた。再生可能エネルギー導入の税制優遇策の延長もあって米国市場は拡大が続きそうで、蓄電池を含めて提案する。タイでは現地の太陽光発電事業最大手のSPCGと組み、大規模太陽...
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(2016/3/9 05:00)
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