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[ 自動車・輸送機 ]
(2016/3/16 05:00)
政府は現行の水素・燃料電池戦略を見直して、燃料電池自動車(FCV)について2030年に80万台の普及目標を設定する。国がFCVの普及目標を設定するのは初めて。14年末のトヨタ自動車に続き、10日にはホンダもFCVを発売した。今後日産自動車など他社の商品投入も見込まれ、市場拡大が予想される。車両コストの低減や水素ステーション整備などの支援策を講じ、燃料電池車の普及を後押しする。水素社会の実現に向けて、官民の動きが本格化する。
政府はFCVの普及拡大に向けて20年に4万台、25年に20万台の中間目標も設定する方針だ。現状の普及台数は400台程度にとどまる。また、25年頃に普及価格帯のFCV投入を目指し、主要部材の低コスト化などを支援する方針だ。
FCV普及に不可欠な水素ステーションは現状約80カ所だが、20年に160カ所、25年に320カ所に増設する計画。整備と並行し、将来は国の補助金...
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(2016/3/16 05:00)
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- 水素社会が現実のものとなりそうだ。自動車大手が燃料電池自動車(FCV)を相次いで発売したのに歩調を合わせて、政府もFCVの普及に向けて動きを加速させる。