[ その他 ]
(2016/3/16 05:00)
昨年のラグビーワールドカップ(W杯)における日本の活躍は記憶に新しい。次回は2019年に日本で開かれ、20年には東京にオリンピックとパラリンピックが来る。ここまでは、よく知られた話▼翌21年にも大型の国際スポーツ大会が日本で開かれることは、まだ注目されていない。その名は「関西ワールドマスターズゲームズ2021」。おおむね30歳以上なら誰でも参加できる4年に一度の生涯スポーツの国際大会だ▼1985年に第1回がカナダのトロントで開かれ、61カ国8300人が参加した。10回目となる関西大会は、アジアで初の開催。初めて特定都市ではない広域開催を計画している。種目と会場は10月に決定する▼16日間に約30競技を実施し、参加選手は国内3万人、海外2万人が目標。関係者を含めれば15万人超の一大イベントになる。地元自治体や産業界は「W杯や五輪の勢いをそのまま」と期待を膨らませるが、5年後ということもあって関西でも認知度は低い▼そこでマスコットの“桜の妖精”の名前を公募し、大会テーマの『スポーツ・フォー・ライフの開花』からとった「スフラ」に決めた。今後は、このスフラがPRに活躍する。姿を見かけたら応援してあげて下さい。
(2016/3/16 05:00)