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[ 化学・金属・繊維 ]
(2016/3/25 05:00)
日本化学工業協会はモノのインターネット(IoT)を用いた安全対策を実証する石油化学コンビナートの選定に乗り出す。2016年度に検討チームを結成して詳細を決め、18年度までに実証試験の実施を目指す。コンビナート入居各社の稼働データをIoTで共有化して分析することで、事故のわずかな予兆を察知し、最適なメンテナンス時期も割り出せるようにする。
日化協は15年10月に国内化学大手10社が参加し、IoTを化学産業で活用するための特別チームを発足した。コンビナート入居各社が持つ各種設備の稼働データをインターネット経由で集め、ビッグデータ(大量データ)として安全対策に活用できる共通基盤を構築する意見が出された。
16年度は具体案を策定する検討チームを設け、国内コンビナートに実証試験の実施を求める。4月に三菱化学と旭化成がエチレン生産設備の共同運用を始める水島コンビナート(岡山県倉敷市)、複数のエ...
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(2016/3/25 05:00)
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- 日本化学工業協会は、モノのインターネット(IoT)を活用して石油化学コンビナートの安全対策を実証する。検討チームを結成し、18年度までに実証試験の実施を目指す。なぜ今、こうした安全対策が必要なのか?
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