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[ 商社・流通・サービス ]
(2016/4/9 05:00)
ユニーグループ・ホールディングスが8日に発表した2016年2月期の売上高は、前年同期比1.9%増の1兆387億円で2期ぶりの増収だった。営業利益は同10.5%増の223億円、経常利益は同5.7%増の216億円で、ともに4期ぶりの増益。当期損益は28億円の赤字と、2期連続の赤字になった。中国での総合小売り事業(GMS)などに関し、減損損失を計上したことが響いた。
主力のGMS事業では衣料品と住居関連品の不振を食品が補い、売上高が同2.3%増の7955億円、営業利益は同6.7%増の96億円。9月1日にファミリーマートと合併予定のため、17年2月期の連結業績予想は公表を見送った。16年3-8月期の売上高は同0.2%減の5095億円、当期損益5億円の赤字を見込む。佐古則男社長は合併後の新体制について、「GMSの構造改革を進め、(経営体質を)筋肉質にする」と述べた。
(2016/4/9 05:00)