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[ 自動車・輸送機 ]
(2016/4/28 05:00)
セーレンは中国・河北省に自動車用シート材やエアバッグを生産する新工場を建設し、2017年に稼働させる。シート材の需要増に対応するほか、人件費の伸びが緩やかな地域でエアバッグを量産し、生産コストを抑える。初期投資額は約30億円で、その後も追加投資する。本格稼働後は同社の海外工場で最大規模となる。新工場でシート素材の生産を始めれば、グループ全体のシート材生産能力(縫製除く)は現在比20%上がる見通し。
同社には河北省石家荘市に現地法人「世聯汽車内飾河北」があり、シート材などを生産している。新たに近隣に工場を建設。敷地面積はメキシコ工場の約19万平方メートルを上回り本格稼働後の従業員は1000人超となる。
製品は主に日系自動車部品メーカーに納入する。当初は既存工場から移すシート材の縫製が主体となる。
また蘇州工場(江蘇省蘇州市)からエアバッグの生産設備を段階的に移し、2―3年後に量産を始め...
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(2016/4/28 05:00)
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