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[ 自動車・輸送機 ]
(2016/5/12 05:00)
ホンダは2016年度の4輪車の国内生産台数を前年度比6%増の81万台前後とする計画を主要サプライヤーに通知した。前年度実績76万台からの増加分約5万台は、ほぼ輸出向けとなる。実現すれば3年ぶりの前年超えとなるが、依然として低水準が続く。
ホンダは国内の生産余力を輸出に振り向ける方針をとっており、15年に欧米市場向け小型車「フィット」の生産を日本で始めた。16年度は輸出用のフィットが生産増に寄与するほか、北米市場向けセダン「アコード」のハイブリッド車(HV)の生産も米国から日本に移す。
一方、国内向けでは16年度発売予定のミニバン「フリード」の全面改良モデルが生産を支える見通し。ただ市場環境は厳しく、国内向け全体の生産はほぼ横ばいと見込んでいるもよう。
八郷隆弘社長は2月の会見で「3―4年かけて国内生産を90万台半ばにする」と表明。今後、欧州向けスポーツ多目的車(SUV)「HR―V(日...
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(2016/5/12 05:00)
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