西日本食品産業創造展’１６・現場ルポ（上）最新機器が勢ぞろい

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  洋菓子作りの実演（タニコー）

第２６回西日本食品産業創造展が１８日、福岡市博多区のマリンメッセ福岡で開幕した。出展者が自信を持って勧める最新機器や装置が勢ぞろい。天候に恵まれ、展示品を一目見ようと開場から多くの来場者でにぎわった。（３面参照）

フジマックは、ゆでる、焼く、炒めるなど別々の調理に１台で対応する「バリオクッキングセンター」を出品。担当者は「スーパーで総菜の種類を増やしたいなどのニーズに応えられる」とアピールした。

不二精機（福岡市博多区）は熊本地震の被災地に持ち込んだおにぎり成形機などを展示。多くの来場者が足を止め、製品に見入った。アキレスは食品工場の配管洗浄に利用できるボール型洗浄用具「ピグラ」を展示。担当者は「汚れを取り除き、Ｌ字管やＴ字管でも効果を発揮する」と自信をみせた。

一方、会場では熊本地震からの復興を目的に義援金箱を設置。来場者に寄付を呼びかけた。（２回掲載）