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(2016/5/20 05:00)
【福岡】九州経済調査協会は、熊本地震によって九州経済全体の実質域内総生産(GRP)が2016年度中に約2600億―3700億円減少するとの調査をまとめた。12年度のGRPの0・5―0・7%に達する。
定量化が可能な製造業の生産減少、サプライチェーン寸断に伴う生産活動の停滞、消費活動の減退、観光消費の低迷の4点に絞って分析した。最も影響が大きいのは消費マインド低下による消費活動の停滞で、民間消費は同1900億―2300億円減少すると試算した。
製造業の生産減少額は回復までの期間が3カ月、1年のケースを想定して算出し、3カ月170億円、1年540億円となった。サプライチェーン寸断による生産減少は最大390億円と見ている。
(2016/5/20 05:00)
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